狭い個室で汗だくになったという人は6割以上 夏場のトイレの暑さはつらい…
トイレのうだるような暑さの原因は密閉性。少しでも空気を循環させる工夫を。
急激に気温があがり、汗だくで毎日を送っているという人も多いだろう。空調がきいている部屋で快適に過ごしている間はいいが、トイレの暑さは避けられない。なんとか汗をかかずにすむ方法はないだろうか…。
■トイレが暑すぎて汗だくに
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で68.7%の人が「トイレが暑すぎて汗だくになりつらい思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は69.9%、女性は67.5%という結果になっている。
■送風機を置くことで納得
編集部が話を聞いた40代の女性は、「主人はいつもトイレが長くて、夏は汗だくになって出てくることがあります。私はあまり感じないのですが、主人はトイレの暑さが不満なようで…」と述べた。
しかも、冬は冬で、寒いとうるさいそうで、仕方がないので、温風を出すことも送風だけで使うことも可能なファンヒーターを置くことで、とりあえずのところは納得してくれたという。
■ハンディファンを持って入る息子
息子が、学校から帰ってすぐにトイレに入ることが多いという30代の女性は、「もともと汗だくで帰宅して、ランドセルを投げ出してトイレに入るのですが、さらに汗をかいてビショビショで出てくることがあります」と述べた。
小窓を開けて風が入るようにはしているが、暑いものは暑いようで、最近では息子が自らハンディファンを持って入るようになったという。
■密閉性の高さが原因
夏のトイレのうだるような暑さの原因は、その密閉性の高さのようだ。トイレはその性質上、閉めきられていることが多い。ならば、意識的に空気を循環させることで少しでも暑さを緩和させられるのではないか。
ということで、トイレの暑さ対策に、個室内に扇風機を置くことを勧めているサイトもある。なかでも、サーキュライトという、電気と一体化し、天井から空気を撹拌できる扇風機は、狭いトイレでも設置場所を考える必要がなく使いやすいとオススメのようだ。
また、単純に、使用しないときに閉め切らずに開けておくことで、多少の熱気は緩和されるのではないだろうか。熱中症が気になるこの季節、我慢は禁物だ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)