学校警備員が14歳女子生徒に性的暴行 “尊敬するおじさん”のはずが…
信用し慕ってもいた学校の警備員に、襲われた女子生徒。信頼を踏みにじられたショックはいかばかりか…。
優しく接してくれる50代の男性警備員を信頼し、車で家に送ってもらうこともあった14歳の女子生徒。しかし騙され、警備員宅で性的暴行を受ける結果に…。事件の経緯とその後について、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■被害を打ち明けた少女
タイ・バンコクの学校に通う女子生徒Aさん(14)が警察署に行き、「6月27日に学校の警備員から性的暴行を受けました」と打ち明けた。
容疑者である警備員は、現在52歳。Aさんは今の学校に3年前から通っているが、親切な警備員を信用し尊敬していたのだという。両親が多忙で学校に迎えに来れない日には、家まで送ってもらうこともあった。
■豹変した警備員
先日も警備員はAさんに近寄り、「家まで送ってあげよう」と声をかけた。しかし警備員は自身が暮らすコンドミニアムで停車し、「ちょっとモバイルバッテリーを取りに行ってくるよ」「探すあいだ、君は部屋で待っていなさい」とAさんに伝えたそうだ。
こうしてコンドミニアムに入ったAさんに警備員は襲いかかり、暴行を働いた。すべてが終わったあと家に送られたAさんだが、両親に被害を打ち明けることはできなかった。
■別のトラブルも勃発
事件の翌日、たまたま警備員が不在だったため、Aさんは世話になっている女性教師に相談。
驚いた教師は「監視カメラにAさんを連れ出す警備員の映像が残っているはず」と考え学校に相談したが、世間体を気にする学校側はそれを外部に出すことを拒否した。
しかし女性教師はあきらめずに映像を入手し、それを警察に差し出した。学校側は激怒し、教師を相手取って裁判を起こすことを決めたそうだ。
■容疑者は逃走中
学校内部のトラブルにも発展した本件だが、元凶である警備員には逃走中だ。Aさんの話を聞いた警察は今も証拠の収集にあたっているほか、監視カメラ映像を確認し警備員の行方を追っている。
学校関係者が児童・生徒に対しわいせつ行為に及ぶケースは日本でもある。「困っている」「どうしたらいいか分からない」という時は迷わず信用できる大人に相談し、早急に対応してほしいと伝えていただきたい。
・合わせて読みたい→体重120kg超え男子生徒が女性教師を暴行 任天堂スイッチを没収され…
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)