大谷翔平の打撃に「凄く疲労を感じる」 江川卓氏が現状を独自解説

江川卓氏がTV番組で「本塁打王確率100%」と解説した大谷翔平選手の「現在の調子」を心配して…。

大谷翔平

元読売ジャイアンツ選手の江川卓氏が、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」でエンゼルス・大谷翔平選手の現在の調子を解説した。

【動画】江川卓氏が大谷翔平選手の現状を解説


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■本塁打王確率100%予想の真意を説明

6月25日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で江川氏が「ホームラン王を100%獲得する」と発言したことをふまえて、大谷選手の現状を語った今回の動画。

江川氏は「テレビで話をさせていただいたのは今、ほとんどメジャーリーグのピッチャーはフォーシーム(動かない直球)を投げるっていうのが少ないんですね 。フォーシームというのは球の回転が上で、ボールが少し上に向かっていくんですけど」と語る。

続けて「大谷さんからすると身長があって、インサイドアウト、バットを最短で出すっていう打ち方をしているので、振り幅がすごく狭い。スイングスピードがあるから持っていける」と解説した。

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■フォーシームを投げられると…

江川氏は「フォーシームを投げられると、バットにボールが近づいてくるので、バットの距離がもっと短くなってしまう。だから打っても飛ばないっていう状況があって」と指摘。

そして「昨日かおとといの試合で、ピッチャーがフォーシームを高めに投げた球を打ってセンターフライに終わったシーンがあったんですけど。知っていて投げたのかどうかはわからない。 想像なんですけど 」と話す。

さらに「ツーシームは下回転する。下回転をさせる高めに投げたボールは上に浮いていないので、バットと距離が取れるんですね、インサイドアウトで打っても。それがホームランになるんです」と説明した。


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■疲労を感じている?

大谷選手の現状について「今、フォーシームを全面的に投げているピッチャーが、まだ増えていないので大丈夫だと思いますが、高めのストライクゾーンを追いすぎるとその現象がきつくなってくる」と解説。

続けて「ちょっと前に引っ張って、泳いでライト線に二塁打を打った。珍しく泳いだんですけど、それは体が少し前に出てバットが返っているという証拠なんで」と分析する。

そのうえで「そういうのが起こっているのを見ると、少し疲労が来ているかなと。今現在、ホームランが6月月間15本とか言ってるので、みんな調子がいいって思ってますけど、僕はすごく疲労を感じています」と話した。


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■オールスターで休めれば…

今後の大谷選手には「(オールスターのホームラン競争などを)休めるんだったら、この間休めば元に戻るかなっていう感じに今思ってるのでね」とコメント。

そして「オールスターはピッチャーでも選ばれちゃったんでね。これは投げなきゃいいなと思っています、今回は。ちょっと疲労は少し感じる。この2試合を見ていて、全部見ているわけではなく、ニュースなどで見ているだけなので。打席が全部で4打席ありますから、それを見て判断しているんですけど、ちょっと疲労を感じる」と指摘していた。

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■江川氏が大谷選手の現在を解説