おかしいと思っていても… 約3割が「理不尽な要求」を受け入れた理由が健気
おかしいと考える余裕も、そのときにはなかったのかもしれない。
好きな人から理不尽な要求をされたときには、きちんと話し合いをするのが正しい対応なのかもしれない。しかし相手を好きなあまり、すぐに要求を受け入れてしまう人もいるようだ。
■約3割「相手が好きすぎて理不尽を…」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に「恋愛感情」に関する意識調査を実施したところ、全体で31.3%の人が「相手を好きすぎて理不尽な要求を受け入れた経験がある」と回答した。
■30〜50代の女性に多く
性年代別では、30〜40代の女性が高い割合になっている。
一方で10〜20代の若い世代では、男性の割合が高くなるのも印象的だといえるだろう。
■束縛がひどい男性
仕事中であってもすぐに返信を求める男性と付き合っていた30代女性は、「以前に、束縛の強い男性と付き合ったことがありました。その人は仕事中でも、すぐに連絡への返信をしないと怒るんです。あまりにも無理な要求だと思いましたが、嫌われたくないのでがんばって対応するようにしていましたね」と振り返る。
上司も仕方なく受け入れてくれていたようで、「職場でも『彼氏が厳しい』ことが知れ渡ってしまったので、上司も私が少しスマホを触っていても見逃してくれていましたね。彼氏の束縛のせいで、会社の人まで巻き込んでいたことになるでしょう。今考えると、かなりおかしいことだと思います」とも話していた。
■我慢も限界に達して
ツイッターでは、「モラハラ彼氏に理不尽な事されても、『こんな私を好きになってくれたのに要求を断ったら申し訳ない』とか普通に思っていた」や「よく理不尽な要求や揉め事に巻き込まれそうになったとき拒否すると、『彼氏でしょ』『どうして？』って逆ギレされていました」などの体験談も。
また我慢が限界に達した人からは、「最初は言うこと聞いていてがんばっていたけど、段々理不尽な要求が増えてって取っ組み合いの喧嘩とか日常茶飯事だったよ」や「彼氏と喧嘩。余裕がなくなると当たり散らしてくるのをいつも我慢していたけど、遂に限界。大爆発」などの投稿もあった。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女1,000名
