指定席に無断で座る客とトラブルに… 困った女性へ励ましとアドバイス続々
予約した電車の指定席に、すでに先客が…。勇気を出して指摘した女性だったが、睨まれ不快な思いをしたという。
通勤時の満員電車は「会社に着く前からそれだけでどっと疲れる」という声も多く、「痛勤」と呼ばれるほど都会に暮らす人々の苦痛になっている。そんな電車にまつわるあるトラブルの話題を、イギリスの『Mirror』が報じた。
■予約した席に他人が…
日本でも数年前から始まっているが、通勤電車のストレスを緩和すべく、海外でも鉄道会社によっては「座席指定制」という有料サービスを導入するようになっている。
だが、もしも予約していた座席に他人が座っていたら…? 海外の掲示板『Reddit』に、ある女性が「家族と電車で旅行していた際のトラブル」についてシェアし、注目を集めている。
■座席の移動をお願いするも…
女性と家族が電車に乗り込み、指定された座席に向かうと、そこには3人組の女性客が座っていた。彼女たちに席が間違っていることを指摘すると、「じつは私たちの指定席も誰かに座られてしまって」と言われてしまったそうだ。
しかし女性は5歳と9歳の子供を連れており、目的地まで2時間ほどある。座席の移動を頼んだところ、下車する際にはジロッと睨まれてしまったという。
■大半が女性を擁護
納得がいかない女性は「間違っているのは彼女たちのほうなのに。おかしくないですか?」と掲示板に不満をぶつけた。
すると世間からは「たとえ子連れでなかったとしても、あなたは間違っていない」「そこを予約したのはあなたの家族。彼女たちが移動するのは当然」との声が。
ところが「そういうときは車掌に相談するべき。自分で解決しようとしたから、嫌な雰囲気になってしまったのでは」との助言もあがっている。
■マナー違反を見付けたら?
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女880名を対象に調査したところ、「マナー違反を見つけたら自分で注意する」と答えた人は、全体のわずか4.3%だった。
「見て見ぬふりをする」が最も多く、次いで多いのは「警備員に教える」だった。逆ギレされ、暴力を振るわれるなどの事件が増えていることも原因だろう。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代男女880名 (有効回答数)