見た目も通称も強い「ゴジラ・ラーメン」 進化系ラーメンが台湾で次々と話題に
進化系ラーメンが続々誕生している台湾から、今度はワニのラーメンが発売された。値段は7,000円とかなり高額だ。
私たちを魅了して止まないラーメン。出汁と旨味がたっぷりの汁まで、すべて飲み干すというファンも多い。そして味ばかりではなく、食欲が左右される「ビジュアル」も大切だ。
このたび台湾で仰天のラーメンが誕生したことを、『Daily Mail』や『AsiaOne』など海外のメディアが報じている。
■圧倒的な存在感
台湾・雲林県(うんりんけん)の斗六(ドウリウ)に建つラーメン店『ウィッチ・キャット』。同店が21日にFacebookに投稿した内容が、世間を賑わせている。
新作として、1枚の写真とともに発表したのは「濃厚魔女ワニ・ラーメン」。なんとワニの足丸々1本がラーメンの上にトッピングされており、ウズラの卵やチャーシューなど他の具材が目に入らないほど、圧倒的な存在感を出している。
■値段なんと7000円
ウィッチ・キャットのオーナーは「注文するお客様はいますが、皆さん写真を撮るだけで、『やっぱり怖くて食べられない』と言って帰ってしまいます」とメディアに説明した。
以前にタイへ旅行した際、現地でワニの調理法を学び、試行錯誤の末についにこのラーメンが誕生したという。40種類以上の天然スパイスを調合したスープのほか、新鮮な食材を使用しており、お値段は約7,000円だ。
■通称「ゴジラ・ラーメン」
世間からは「ゴジラ・ラーメン」と呼ばれ、「気持ち悪い」「不気味すぎる」「冒険好きにはたまらない一品」など、SNSにはさまざまな声が寄せられている。
今、進化系ラーメンの勢いがすごいという台湾。5月には台北の『ラーメン・ボーイ』が発表した、14本の足を持つ巨大な等脚類生物を乗せたラーメンが話題に。
また今月にも、同じく雲林県に建つラーメン店『ユアン・ラーメン』が新作をお披露目したが、1匹の巨大ガエルがラーメンの上に浮かんでおり、人々を驚かせていた。
■1,000円払うなら?
ラーメン以外にも、パスタやうどん、蕎麦といった麺類全般を好む人は多い。そこでSirabee編集部が全国10〜60代の男女1,000名を対象に「1,000円払うなら、ラーメンとパスタどちらか?」を調査した。
その結果「ラーメン」と答えた人は46.0%、「パスタ」と答えた人は54.0%。ラーメンは庶民的イメージが強く、「1,000円以上は出せない」と考える人も多いようだ。
そんななか7,000円もする「ゴジラ・ラーメン」は、かなり特殊なメニューといえる。
■ワニのラーメンを食べる勇気はある?
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
調査期間:2023年1月27日~2023年1月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)