1歳4ヶ月の女児が家に放置され死亡 母親は「休暇」で10日間も旅行へ…

「赤ちゃんを家に残して出かけちゃだめよ」。隣人は母親を見かけるたび声をかけていたが、そのアドバイスは無視された。

子供・昼寝

幼い娘を家に残し、たびたび出かけていた母親。少し前にもふらりと旅に出たが、10日後に帰宅すると娘は悲惨な状態で息絶えていた。事件の経緯と隣人の証言を、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。


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■家で死んでいた女児

16日のこと、アメリカ・オハイオ州クリーブランドで暮らしていた1歳4ヶ月のジェイリンちゃんが、変わり果てた姿で発見された。通報を受けて駆けつけた救急隊員たちが手を尽くしたが、蘇生することはできなかった。

事情を聞かれた母親(31)は、「プエルトリコとデトロイトに旅行に行っていて留守にしていました」「帰宅したら、娘が極度の脱水状態になっていたんです」と供述。旅行のあいだジェイリンちゃんは家で1人きりでいたことも明かし、逮捕された。

ベビーサークル内には毛布などが置かれていたが、いずれもジェイリンちゃんの排泄物にまみれひどい状態だった。

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■「親と同居していた」という情報

隣人たちによると、この母親には娘が2人。長女と次女ジェイリンちゃんを連れて実家に身を寄せ、両親と同居していたようだ。

ところがつい最近、両親は長女だけを連れて旅行へ。そこで「私も休暇に出かけよう」と考えた母親は、ジェイリンちゃんを家に残し、世話を放棄して旅に出た。その結果、ジェイリンちゃんは命を落としてしまった。


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■隣人の願いは届かず

事件現場のそばで暮らす人物はメディアの取材に応じ、「あの女が赤ちゃんを置いて家を出たのは初めてじゃない」「『1人残したまま出かけちゃダメよ』と何度も注意していたんです」「通りの向かい側で暮らす友人も声をかけていたのに、懲りずに置き去りにしていました」と話した。

また別の隣人は「多くの人がここで暮らしているんですから、せめて私たちの家に来て『ジェイリンの子守をお願い』と言って任せてくれたら良かったのに…」と、女の子の死を悼んだ。

現在、検視官がジェイリンちゃんの死因などを特定するため、詳しく調べを進めているところだという。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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