広末涼子の思いがこもった「特製レシピ」 再現し改めてわかった”母の素顔”
残り物を有効活用し、子供にも愛される味。広末涼子が考えたレシピには彼女の思いが込められているのかも。
不倫騒動で渦中にある女優・広末涼子。一時、彼女の家事、育児放棄説がネット上で広がったが、記者会見にて夫のキャンドル・ジュン氏は「良妻賢母」であることを強調し、その推論を否定した。
たしかに彼女がこれまで明かしてきた「オリジナル料理レシピ」には、多忙な女優業と子育てに奮闘する母としての一面が見え隠れしている。
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■『男子ごはん』でのワンシーン
2022年6月、TOKIO・国分太一、料理家・栗原心平がレギュラー出演する料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系)にゲスト出演した広末。
この日は広末が考案したオリジナルのグラタンレシピ「適当!和風マヨネーズグラタン」を明かし、実際に調理するという内容。
数の子が入ったきくらげの佃煮「ぷちぷちきくらげ」をグラタンに活用し、和風テイストに仕上げるという広末ならではのアレンジが随所に入っていた。
■女優とは真反対な家庭的な一面
じつはその2020年の同番組出演時、栗原に「子供たちにおにぎりを作る際、佃煮系がどうしても残ってしまう」と悩みを明かした上で、アレンジ料理を教えて欲しいとお願いしていた広末。
以降、佃煮を使ったレシピを独自に考え続けていたようで、この2022年放送で「適当!和風マヨネーズグラタン」が公開されると「つくってみたい!」「美味しそう」とネット上で話題を呼んでいた。
■経済的なレシピ
実際に当時のレシピを元に、料理を作ってみた。
メインの食材は卵、ブロッコリー、オクラ、佃煮(「ぷちぷちきくらげ」の代用で子持ちきくらげ)、豚バラ薄切り肉。加えて、味付け用の白だし、だし醤油、マヨネーズ、牛乳という構成だ。材料費は2人前でおよそ1,000円程度と経済的だ。
グラタン皿に、塩ゆでしたブロッコリー、オクラを敷き詰め、その上に牛乳、白だしで混ぜフワフワに仕上がった炒り卵を乗せる。
さらにだし醤油で下味をつけ焼いた豚バラ肉、ぷちぷちきくらげの順に上へ乗せ、蓋をする感覚でマヨネーズをかける。これを焼き目がつくまでトースターで焼けば完成。仕上げに七味をかけてもいいという。
■随所に感じられる知恵と工夫
こんがり仕上がったマヨネーズの香ばしさ、そして佃煮や白だしの利いた和風の味わいがミックスされ、非常にコク深い美味しい味に仕上がっていた。大人はもちろん、子供たちにも非常に好まれそうなテイストなのだ。
下ごしらえさえしておけば、食事直前にマヨネーズをかけ、トースターに入れればいいだけという簡単さも特徴。そこには、料理をやり慣れ、多忙な女優業と主婦業を両立させてきた彼女の知恵が詰まっている。
料理は心という言葉もある。キャンドル氏が言っていたよう、「良き妻で、子供たちにとって最高の母」という事実がこのレシピからも感じられた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)