保冷剤を捨てるとき、紛らわしすぎる“2文字”が話題 これは引っかけ問題だろ…
夏に重宝する保冷剤の捨て方についてマシンガンズの滝沢秀一が注意喚起。“知られざる事実”に漫画家の森田まさのり氏も「これは知りませんでした」と驚く。
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一が29日、自身の公式ツイッターを更新。保冷剤の捨て方について呼びかけ、話題となっている。
■「プラ」は袋を指している
冷蔵・冷凍菓子などによくついてくる保冷剤は、とっておくと便利。しかし夏になるともらう機会も増え、不要になることもあるだろう。
この保冷剤について、滝沢はこの日「プラとは書いてありますが、保冷剤はプラ資源ではありません」と呼びかけ。「このプラマークはこの袋のことを指していますが、中身は含まれていません。プラ資源によく出されますが、可燃(不燃の所あり)でお出しください!」とのことだ。
画像を見ると確かに“プラ”のマークがあるが、保冷剤は中身を出して使う機会はほとんどないため、保冷剤そのものがプラだと勘違いしてしまうのも無理はない。
■シンクで流すと詰まる原因に
この投稿に漫画家の森田まさのり氏が「これは知りませんでした。保冷剤の中身と袋を分別する人はまずいないと思うんで、このマークはいらないなぁ…」とコメント。
滝沢はこれに「そうなんです。中身はオムツの中身と一緒なので、シンクで流しちゃうと詰まる原因になっちゃうんです」と返信。
オムツには高吸水性ポリマーが使われており、間違えて洗濯して大惨事になった経験がある人もいるだろう。保冷剤もそれと同じものが使われているとのことだ。
■試しに中身を出してみると…
ユーザーからは「そういうパターンもあるのね!」「これは引っかけ問題だね!」との声が上がり、「難しい」「うーん…複雑ですよね…」と頭を悩ませる人も。
試しに自宅にあった保冷剤の中身(ジェル)をカップに入れて水を100mlほど加えてみたところ、最初は分離していたがしばらくするとジェルは完全に吸水し、プルンプルンに…。これはシンクに流してはいけないのも納得できる。
滝沢は過去にも「保冷剤は中身を出さないで」と呼びかけていた。
■保冷剤で“虫除け消臭剤”が作れる
ちなみに高吸水性ポリマーは水分を吸収し保持する性質のほか、ニオイを吸収し消臭する効果もあるといい、保冷剤の中身をビンなどの容器に入れてハッカ油やアロマオイルを垂らせば虫除け消臭剤に。
アロマオイルの種類によっては蜂が寄ってくるものもあるためベランダや玄関などで使う場合は注意が必要だが、保冷剤を捨てる前にはこのように一役買ってもらうといいかもしれない。