北村匠海、映画『東リベ2』の裏で囁かれる評判 現場で見せる「対応」に周囲も驚き…
映画『東京リベンジャーズ2』で主演を務める北村匠海。演技力に加えて、現場での評判も良好で…。
「オレが全員ぶっ飛ばす!」──。明日30日から、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編─決戦─』が公開される。同作で主演を務めるのが、俳優・北村匠海だ。
近年、多くのドラマや映画に出演している北村だが、彼には「武器」があって…。
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■人気漫画の主人公役
『東京リベンジャーズ2』は、人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画の第3作目。不良だった主人公・花垣武道がタイムリープ能力に目覚め、学生時代に戻ってかつての恋人が殺害される運命を変えるため、元凶となる暴走族チーム「東京卍會」でトップに成り上がる物語だ。
北村は、泣き虫で少々頼りないものの、熱い性格で周囲から信頼を寄せられる主人公の武道役を演じる。
■人知れず「挫折」も経験して…
北村は2017年の映画『君の膵臓をたべたい』で注目を集める。その後、21年のドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)や22年の映画『とんび』、今年1月クールのドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)、4月クールのドラマ『風間公親─教場0─』(フジテレビ系)など、話題作に多数出演。
今やすっかり売れっ子俳優になったが、苦しい時期もあった。
あるテレビ局関係者は、「2008年のドラマ『太陽と海の教室』(フジテレビ系)で俳優デビューしましたが、オーディションで落とされることも多かったそうです。監督から厳しい指摘を受けることもあり、芸能界を引退することを考えたこともあったといいます」と、「挫折期」があったことを話す。
■「ピュアで熱い役がハマる」
苦しい時期を乗り越え、ブレイクを果たした北村。彼の演技には強みがあって…。
「ピュアで熱く、体当たりな役が上手いです。こうした役柄は、見る人に熱苦しく映ったり、セリフが少々“臭く”受け取られるリスクがあります。『東リベ』の武道役がまさにそうですが、北村さんが演じると不思議と馴染むんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
過去にオーディションでダメ出しされながらも、諦めず、地道に磨き上げた演技力が評価されているのだろう。
■現場での姿が好評
演技力に加えて、現場での姿勢も評価されているようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「撮影の方向性が変わるなど、不足の事態が起きた時も、北村さんは監督やプロデューサーとしっかりコミュニケーションを取り、柔軟に対応してくれます。どんなにハードな撮影でも、疲れたり、イライラせず、笑顔を見せています。現場での彼の対応力には驚かされますよ」(前出・テレビ局関係者)。
『東リベ』の主人公・武道は、熱く心優しい性格でたくさんの人を救ってきた。北村にもそんな力があるのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)