「妻に内緒でビールを飲みたい」男性に同情 レストランオーナーがスープと偽り配達
妻に酒を禁じられている客に、ビールを飲ませてあげたいと考えたオーナーの行動が、話題を集めた。
冷えたビールを飲みたいけれど、妻にばれたら怒られる。そんな男性のためにレストランのオーナーが工夫し、こっそりビールを届けていたことを、『Thaiger』など海外メディアが伝えた。
■ビールを望んだ男性
ベトナムにあるレストランのオーナーが、デリバリーを望む男性客からのリクエストが記されたレシートを見て驚いた。
「妻が自宅での飲酒を許可してくれないんです。なので見つからないように、ビールを別の物に見せかけて届けてくれませんか」と書かれていたからだ。
気温はずいぶん高く、よく冷えたビールを望む客は多い。それなのに「家では飲めない」という男性客を、オーナーは気の毒に思った。
■オーナーがひと工夫
「なんとかしてあげたい」と考えたオーナーは、通常はスープなど液状の食品を入れるプラスチック容器を準備。中にビールを入れたが、そのままではバレる可能性があると考え、刻んだネギをふりかけてスープそっくりに見せかけた。
ビールの泡が消えるのを待った後、オーナーは容器に「無料のスープ」と書き込んで男性のもとに届けたという。このサービス精神について多くの客に知ってほしいと考えたオーナーは、SNSに写真つきで経緯を公表し、注目を集めた。
■「感心した」という声も
これを知った人たちからは、「結構難しい要求だったのに、受け入れたオーナーに感心しました」「(ビールを届けてもらった)お客さんは、きっとまた店を利用すると思う」といったコメントを書き込んでいる。
多くの人たちがオーナーの優しさに胸を打たれたようだが、「ネギ入りのビールを飲んだら腹が痛くなりそう」という意見もあった。
■「家で晩酌が欠かせない」2割超
Sirabee編集部が全国20〜60代の男女1,856名を対象に調査したところ、全体の23.5%が「家での晩酌は欠かせない」と回答した。
ただ、健康上の理由で酒は飲まないほうが良い人もいる。医師から「お酒はだめ」と言われている人は、きちんと指導に従っていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)
対象:全国20代~60代の男女1,856名(有効回答数)