フジテレビ『タイタニック』放送にさまざまな声　「理不尽」「仕方ない」

米国の潜水艇「タイタン」が、北大西洋で沈没したタイタニック号を見学するツアー中に消息を絶った事故を巡り、フジテレビが97年公開の米映画『タイタニック』を放送することに対して、ツイッター上でさまざまな声があがっている。

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■圧壊した可能性

タイタンは乗客5人を乗せてタイタニック号を見学するツアー中に消息が不明に。その後の捜索で、タイタニック号から500mほど離れた地点でタイタンの一部が見つかったことが明らかになった。

報道によると、タイタンは圧壊した可能性が高く、潜水艇を運航するオーシャンゲート社は「5人全員が亡くなったとみられる」とする声明を発表した。

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■ジェームズ・キャメロン監督もコメント

この事故を受け、『タイタニック』のメガホンを執ったジェームズ・キャメロン監督は米国の報道番組に対し、タイタンとタイタニック号の事故の類似性を指摘して「タイタニック号の事件そのものと似ていることに驚いている」とコメント。

タイタンにはキャメロン監督と長年親交のあった探検家も乗船していたことから、「受け止めることができない」などと語っていた。

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■「意味わからん」疑問の声も

そんな中、フジテレビがあす24日と7月1日の2週連続で『タイタニック』のデジタルリマスター版を放送することがツイッターで話題に。

放送予定は1ヶ月前に発表されていたが、ユーザーからは「この状況であしたから2週連続タイタニック放送するフジテレビ鬼メンタルだろ」「事故あったばかりだぞ？」「タイタニックを放送するとかフジテレビ意味わからん」と疑問の声があがった。

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■予定通りに放送

その一方で、「結構前からタイタニックの放送は決まってたはずなのに『フジテレビは最低！』みたいな言われ方してるのはかわいそう」「フジテレビが不謹慎とか言われてるのまあまあ理不尽よな。これ起こる前から番組編成組んでたんだろうし」「事故のほうが後だしこれは仕方ない」と理解を示す声も見受けられた。

なお、同局では現時点で予定通りに放送するとしている。