前澤友作氏、潜水艇事故「他人事にできない」 マリアナ海溝「行かないで」の声も
米潜水艇「タイタン」の事故について前澤友作氏が言及。マリアナ海溝への潜水計画が心配になった人は多いようで…。
ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が23日、自身の公式ツイッターを更新。乗船していた5人全員が死亡した米潜水艇「タイタン」の事故について言及した。
■5人全員が死亡との見解
北大西洋で18日から消息不明になっていた潜水艇「タイタン」は、米時間22日(日本時間23日未明)にタイタニック号の船首から約488メートル、水深約4,000メートルの海域で残骸が発見。ツアー運営会社からは乗っていた5人は全員が死亡したとの見解が示され、最悪の結果となった。
残骸の状況から強い水圧でつぶれたものとみられ、アメリカ海軍高官からは「タイタン」が潜水を始めてから数時間後、現場海域で爆発音のようなものが検出されていたことが伝えられたという。
■マリアナ海溝への潜水を計画中
この事故について前澤氏は「マリアナ海溝を目指す自分としても他人事でなく、救出の一報を待っていましたが、残念な結末に。5人のご冥福をお祈りします」とツイート。
日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在した前澤氏は帰国後の初会見で「今度は上だけじゃなくて下も行きたいな、と。マリアナ海溝でも潜ってみたいな、みたいな挑戦も今、検討しています。どういう潜水艦に乗って、どういう時間をかけて行くかっていうところまでもうほぼ決まっています」と、世界で最も深いマリアナ海溝への潜水を計画していることについて話していた。
■「無事に帰ってきて」「行かないでほしい」
ユーザーからは「海は危険ですよね。改めて怖いなぁと思いました」「深海は人類が到達した宇宙より、未知で手が簡単に出せない世界ですね」「前澤さんのマリアナ海溝への挑戦も、命懸けであることを改めて考えさせられました」との声が上がり、海の怖さをひしひしと感じた人は多いよう。前澤氏の挑戦に対し、「無事に帰ってきてくださいよ〜」「きちんと整備された実績のある深海調査船でマリアナ海溝チャレンジしてください」「くれぐれも慎重に」とのコメントが寄せられた。
また、今回の事故で不安を覚えた人からは「行かないでほしい…」「考え直すのも有りかと」と引き止める声も上がっている。