道路で遭遇した交通標語、とにかく奇妙すぎるが… ひと目で安心するドライバー続出
熊本県の道路で、奇妙な交通標語を発見。全国のドライバーから「安心できる」と、称賛の声が寄せられているのだ…。
道路を運転すると目にする交通標語の数々。いずれも重要な内容のメッセージなのだが、食傷気味になっているドライバーも少なくないだろう。
しかし以前ツイッター上では、熊本県内で発見された交通標語が「絶対に安心できる」と話題になっていたのだ…。
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■強烈な見覚えが…
今回まず注目したいのが、ツイッターユーザー・またたびさんの投稿した1件のツイート。
「相変わらず流行りに敏感な熊本県警」と意味深な1文の綴られた投稿には、道路に設置された電光案内板の写真が添えられており、こちらでは「トニカク明るい反射材!」と、どこかで耳にしたフレーズが確認できる。
流石に偶然だろう…と気を取り直し、もう1枚の写真を見ると…そこには「安心してください 付けてますよ!」と、とにかく明るい交通標語が表示されていたのだった。
■「とにかく敏感な熊本警察」
イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』を経て、一躍「時の人」となったお笑い芸人・とにかく明るい安村。彼の持ちネタを彷彿とさせる交通標語はツイッター上で大きな話題となり、件のツイートは5,000件以上ものRTを記録している。
他のツイッターユーザーからは「警視庁でもこれくらいシャレのきいた啓発やってほしい」「これは笑っちゃう」「こういうセンス大好き」「頭に残るし、良いですよね」「とにかく敏感な熊本警察」など、称賛の声が多数寄せられていた。
ツイート本文にもあるように、ツイッター上では「流行に敏感」と話題の熊本県警察。以前も『機動戦士ガンダム』や『シン・ウルトラマン』のパロディとなる前衛的な交通標語を表示し、注目を集めていたのだ。
そこで今回も、相変わらずノリノリな「熊本県警察本部 交通部 交通企画課」に、話題の交通標語の詳細について尋ねてみることに。すると、予想だにしなかった「エモすぎるエピソード」が明らかになったのだ…。
■「受け継がれる意志」が判明
話題の交通標語は6月5日より掲出開始され、熊本県下の約50箇所で確認できるものだという。
安村の人気ぶりを受け、担当者は「反射材の有効性や、ライト点灯の早めの対応を促すのに最適」と感じ、標語のアイデアを閃いたのだが…じつは今から8年前の2015年、当時の担当者が「安村をパロディした標語」を作成・使用していたことが判明。
安村の代名詞「安心して下さい、穿いてますよ」は、ちょうど2015年に「ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞しており、当時の安村ブームにあやかって作成されたのだろう。
そのため今回の標語は、当時の担当者へのリスペクトを交えつつ改めて作成された、いわば「受け継がれし意志」である。
ネット上で大いに話題となっていた件について、現在の担当者が「(全て)私が作ったようになってしまい、心苦しいです…」「改めて、先輩の偉大さが感じられました」と呟いていたのが、なんとも微笑ましい限り。
また熊本県警は県内に限らず、全国のドライバーに向けて「雨の多い梅雨の時期は、道路の冠水によってタイヤが水の上に浮いてしまうハイドロプレーニング現象が大変危険です」「より慎重に、速度を落とした安全運転に努めて頂ければと思います」と、メッセージを発していた。
【 全集中‼️ 】
( 安全運転に全集中⚠️
騒音運転は周りの人の生活を傷付けます👮♀️
『 いたずらに人を傷つける奴にはキュンとしないの‼️ 』 )
( かのぶた🐷 ) pic.twitter.com/k6lEKjC3GD
— 熊本県警察本部 (@yuppi_KK) June 21, 2023
ちなみに9日の取材時点では、話題の標語について「6月末までの掲出(変更する場合もあり)」との回答が得られたが、「熊本県警本部」ツイッターアカウントは21日夕方に、これまた見覚えのある交通標語の写真を投稿している。
こうした流行に乗り遅れない「スピード感」が、同県警の魅力のひとつであることは間違いないだろう。