ハトがハイブリッド化…? 衝撃的な外見に「突然変異か合成か」の声
ボディビルダーのような体つきと異様な体高のマッチョなハトが、世間の人々に衝撃を与えた。しかし、合成写真ではないという。
ここ数年、北海道の知床半島沖には「白いシャチ」が出現し、観光客をはじめ人々を魅了している。これは突然変異によるものだが、イギリスでも変わったハトが目撃され、世間に衝撃を与えているようだ。『Daily Mail』や『The Sun』が報じている。
■厚い胸板に巨大な足
少し前、ハト好きが集うTikTokのアカウント「pigeonstv」に、イギリス在住の人物が撮影したマッチョな胸板に白くて巨大な足を持つハトの姿が投稿された。
ハトはやけに背が高く、ロボットのようにも見える。映像は瞬く間に拡散され、現在「いいね!」の数は170万件以上、4万2,000件を超すコメントが寄せられている。
■貫禄に衝撃を受けるユーザーも
世間はハトの容姿に強い衝撃を受け、「道端にいたら思わず二度見してしまう」「ボディビルダーのよう」「こんな怖いハト見たことない」「ポケモンにいそう」と、さまざまな印象を抱いた様子。
また「病気では?」「突然変異かな」「足元が見えていないけど大丈夫かな」「人間の仕業だ」など、健康状態を心配する声も。異様な体高と胸回りの貫禄に「合成では?」といった声まで上がり、かなりのインパクトをもたらしたようだ。
■変わった動物はたびたび話題に
じつはこのハトは、動画のキャプションにもある通り「イングリッシュ・ポーター・ピジョン」という種類のハトだそうだ。試行錯誤の交配の末に、このような形が生まれたと伝えられている。
突然変異ではなかったにしろ、世界では他にも変わった動物の姿がたびたび話題になる。2018年には中東で、ウマかと思うほどのサイズで大きく奇妙な頭部を持つ、恐竜のような「ダマスカスヤギ」が紹介された。現在では、牛乳と肉の両面で飼育が盛んになっているという。
■インドでは「神の化身」
2020年にはインドのラジャスタン州で、困った高齢者のような表情のヤギが誕生して世間を賑わせた。専門家は、顔の対称性を作り出す遺伝子が機能しない「円視症」という先天性欠陥を指摘した。
しかしインドでは、動物のこうした突然変異を「神の化身」と考えるため、国中の注目を集め、地元の人々には崇拝の対象となったという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)