昼時のフードコートで席を陣取りゲームするグループ 「空気読め」と女性が動画公開
昼時の混雑する時間帯に、フードコートで居座るゲーマーたち。「集まるのは結構だが、タイミングや状況を見極めて」との意見も多い。
大人になるほど、状況を見極めて空気を読む必要が生じる。それができなければ、「変わっている」「非常識だ」など周囲を苛立たせることになってしまうようだ。
ある女性が投稿した内容に多くの共感が集まっていることを、シンガポールの『AsiaOne』や『STOMP』が報じた。
■昼時の座席取りに苦戦
お昼時、ショッピングモールのフードコートはかなりのにぎわいを見せる。それが週末ともなれば、座席の争奪戦は覚悟のうえだ。
それはシンガポールでも同じなようで、アルミダさんという女性は14日に、4月に新しくできたばかりのフードコートを訪れた。昼食をとろうとするも混雑がひどく、しばらくの間、座席を探すのに苦戦したそうだ。
■無言でゲームに熱中する男性たち
そんな時、アルミダさんはある男性3人組を目にした。テーブルの上は飲食物が何もなく綺麗なままで、彼らは無言でゲームに熱中している様子だった。
何とか空席を見付けたアルミダさんは、男性たちが「食事の提供を待っているのかな?」と思い、それ以上は気に留めなかった。しかしアルミダさんの食事が終わっても、男性たちは何も飲食することなく、周囲を気にせずゲームを続けていたという。
■「空気を読め!」
その日は水曜日と平日だったにも関わらず、フードコートには座席の確保に苦労している客が大勢いたそうで、アルミダさんはその3人組の様子に「なんと非常識な」と苛立ちった。
そこで動画を撮影し、「最近見かける、こういう無神経な大人たち。空気を読め!」と『STOMP』に寄稿することにしたそうだ。
■世界中で問題か
これには世間の人々からも「分かる。マジで迷惑」「無言ならわざわざ集まらなくてもいいよね」といった共感の声が相次いだ。
また「ゲームして座席を陣取っている人たちが多いから、飲食店の業績にも影響しているのでは?」「せめて飲み食いしている様子を示すべき」などの意見もある。
さらには「シンガポールだけでなく、私が住む国でもよ」とのコメントが複数寄せられた。こうした状況は、近年世界中で問題となっているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)