祖父の死去手続きで驚きの事実が発覚 役所「そのような方は存在しません」
大好きだった祖父が亡くなった矢先、驚きの事実が発覚。ショックを受ける男性だが、世間からは意外と「じつはうちも…」と類似体験が寄せられた。
家族が亡くなった後に、思わぬ事実が発覚することがある。それは借金や隠し子の存在など、誰もが仰天し、ショックを受けるような内容だったりもする。
ある男性は祖父について予想だにしなかった事実が発覚し、頭を抱えている模様だ。イギリスの『Mirror』が報じている。
■ごく普通の生活をしていた祖父
海外掲示板『Reddit』に、ある男性から「祖父が亡くなった後、驚きの事実を知らされてショックを受けています」といった書き込みがなされた。
優しく、誰からも愛されていた祖父。祖母と50年以上前に結婚し、数人の子供をもうけ、孫も誕生した。よく働いて家族を支え、税金もきちんと支払い、身分証明書や運転免許証を持つ、真面目なごく普通の人であったという。
■なぜ本名と正体を偽った?
しかし祖父の死去後、様々な手続きを行おうと家族で役所に出かけたところ、担当者から「その方を検索しても登録がなく、存在が確認できません」と告げられてしまった。
家族は慌てふためき、祖母や彼の子供を含めた親類も仰天。誰もその事実を知らずにきたのだ。ショックの中で「なぜ偽名を使い、正体を隠して生きてきたのか?」との疑問がわき上がったという。
■寄せられた類似体験
「恐らく何らかの事情で、政府から新しい名前と正体を与えられたのだろう」と推測した投稿者の男性だが、大好きな祖父だっただけに、未だにショックを引きずっている。
この件について、世間の人々からは「じつは私のところも…」と類似体験が複数寄せられた。
「病院側が出生証明書を行政に提出し忘れていた」「父親が忙しくて出生届を出し忘れていた」といったミスは起きており、結婚や死亡の際に発覚する場合が多いというのだ。
■出生地にも理由が?
また「昔は交通が不便で、田舎の人たちは行政機関に辿り着くまで2日以上かかるのがザラだった。道中で天候不良や体調を崩すなど思わぬ事態が発生し、出生証明書を提出できなかったケースがある」という話も。
男性の祖父に関する理由は明らかになっていないものの、寄せられた体験談が示すのは「当人は何も悪くない」ということ。これは男性にとって大きな励みとなったに違いない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)