「がっちゃんこ」「ツーカー」若者には使用厳禁? “おじさんビジネス用語”1番伝わらないのは…
きょう朝に放送された『DayDay.』で特集された“おじさんビジネス用語”。「音頭をとる」「鉛筆なめなめ」などの用語が取り上げられたが、とくにZ世代に伝わらなかったのは…。
きょう20日に放送された、南海キャンディーズ・山里亮太とフリーアナウンサー・武田真一らがMCを務める朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)。番組内で特集された「おじさんビジネス用語」に、ネットでは若者をはじめ当事者の“おじさん”から、さまざまな声が沸き起こっている。
■「おっさんビジネス用語」認知度調査
同番組が取り上げたのは、無料語学学習アプリ「Duolingo」がZ世代に実施した「おじさんビジネス用語」の認知度ランキング。
具体的には、「全員野球」「がっちゃんこ」「ツーカー」「一丁目一番地」「よしなに」「エイヤ」「正直ベース」「鉛筆なめなめ」「ロハ」「ガラガラポン」「あいみつ」「音頭をとる」といった10の用語について、1990年代後半〜2012年ごろに生まれた“デジタルネイティブ”とされるZ世代に、正確な意味を答えられるかの調査が行われた。
■1位は「音頭をとる」
そのランキングで、もっとも認知度が高かったのが「音頭をとる」で27.2%。つづいて2位に「がっちゃんこ」22.0%、3位が「ガラガラポン」で19.6%。上位の用語でも全体の2〜3割という認知度となった。
後続は「全員野球」や「ツーカー」など10%代が続き、9位は「鉛筆なめなめ」で11.6%。そして、10位の最下位にランクインしたのは…「相見積もりを取る」という意味の「あいみつ」で10.8%となり、Z世代の1割しか意味がわからないという結果となった。
■若者「1個も知らんし」
この結果について、ツイッターでは「全然知らん…」「『なんじゃそりゃ』って聞いてた」「ゆとり世代のわたしですら1個も知らんし」など、若者の認知度の低さを再確認できる声が。
さらには、「おじさん構文をあわせて使う猛者が現れたら逆に最高」「『ゼロックスしておいて』と言われたときは分からなかったよ。※ゼロックス=コピー」といった、“合わせ技”を提案(?)する声や、新たな用語を例に挙げる人もいた。
■“おじさん”世代の意見は…
一方で、「Z世代の流行語のほうが圧倒的に意味不明」「『よしなに』っておじさんビジネス用語なんだ」「若い子たちは相見積もりのことは普通に相見積もりっていうんか」「頻繁に使うからなんか悲しい」などの声も。
職場などで関わる可能性が高い世代同士の“言語の壁”が露呈された、今回の結果。コミュニケーションを円滑に進めるためにも、略語などを使わずに会話をしたほうが良さそうだ…。
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(文/Sirabee 編集部・寝惚まな子)