飲食店で男子中学生が客に叩かれ警察沙汰に 店員と間違えたためにキレられ…
夜遅くまで飲食店で食事していた中学生たち。酒を飲んでいた大人に軽口をきいて、顔を叩かれてしまった。
食事をしていた男子生徒が男性客を店員と間違え、サービスを要求。「俺は客だ」と言われても謝らずふざけた態度で接したために叩かれていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えた。
■男子生徒らが飲食店へ
タイ・チャンタブリー県で暮らす男子中学生が、友人3人と一緒に飲食店に入りバーベキュー料理を注文。子供たちだけで仲良く食事を楽しんでいた。
このとき店では複数の客が食事や酒を楽しんでいたが、生徒たちはたまたま近くを通りかかった男を店員と勘違い。午後10時40分頃に声をかけ、「氷をたっぷり用意して持ってきてよ」と声をかけた。
■店員に間違われキレた男が暴力
むっとした男は自分が店員ではなく客であることを伝えたが、勘違いして恥ずかしかったせいか、生徒は「いいじゃん、持ってきてよ」などと口走った。
これに男は完全にキレ、生徒の頬を思い切り叩いて「謝れ」と命令。生徒は慌てて「ごめんなさい」と謝罪したが、男と一緒にいた友人にも詫びるよう要求されて再び謝った。
■口のきき方を反省するも…
店員に「あのお客さんは、これまで何度もこの店で問題を起こしてきたんです」と聞かされた生徒たちは、警察に行きその晩の出来事について詳しく説明したとのこと。また叩かれた生徒は念のため病院に行き、診察してもらったことも明かしている。
同生徒は「自分の言葉選びにも問題があった」と述べ後悔しているが、突然叩かれたことに対しては「おかしいと思う」と話しているそうだ。
■子供が
この件を経て、生徒は「酔った大人が怖くなった」などと告白。また店内の様子をとらえた動画を見た人たちからは、「制服を着ているじゃないか」「明らかに子供なのに叩くなんてひどい」という声も上がっている。
その一方で、「子供が夜遅くまで飲食店にいるのはおかしい」「大人に対する態度に問題がある」「保護者はどこにいるんだ」という意見や疑問もある。
学校や各家庭においては、「保護者の同伴なしに酒を提供する店に入らない」「夜遅くは出歩かない」といった指導を徹底しておくことも重要だ。
・合わせて読みたい→女子高生が男性教師に催涙スプレーをかけ大問題に スマホを没収されて激高
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)