広末涼子の恋文で話題の「きもちくしてくれて…」 使ったことがある人は2割以下
広末涼子がW不倫相手に送ったラブレターにあった表現「きもちくしてくれて…」。こうした言い回しは使われるのか調査してみた。
『週刊文春』が報じたミシュラン1つ星レストラン『sio』オーナーシェフの鳥羽周作氏とのW不倫を認めて謝罪した女優の広末涼子。
広末、鳥羽氏が謝罪文を公開した14日、『週刊文春』は続報として2人が交わしたとされるラブレターを掲載した。
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■恋文の一節「きもちく」が話題
中でも5月9日と日付がある一文は、その生々しい表現から大きな注目を集めた。
「出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて…本当にほんとに、ほんとうに…ありがとう」
この「きもちくしてくれて」は「気持ちよくしてくれて」という意味だと思われるが、かなりカジュアルな言い回し。2人の関係の深さがうかがえるが、世間でもよく使われる表現なのだろうか。
■経験者は2割以下
Sirabee編集部が、6月15〜16日にかけて、全国10〜60代男女855名を対象に調査したところ、「きもちく」という表現をいつもする人はわずか3.0%。使った経験がある人は15.4%だった。
8割以上は使ったことがない、かなり限られた言い回しであることがわかる。
■若い世代では一定の支持
今回の調査結果は、世代別で大きな違いが見られた。「きもちく」は若者言葉と見られ、男女とも若い世代に使用者が多いようだ。女性の場合、10〜20代ではいつも使う人が5.6%。使った経験者は36.6%に及ぶ。
また男性の場合、10〜20代ではいつも使う人が13.5%。経験者は29.7%となった。一部では「早稲田大学に合格したのにこの表現は…」と批判する向きもあるが、若い世代ではそれほどおかしい言い方でもない様子。
ただ、広末と同じ40代女性ではいつも使う人は1.5%。経験者も15.6%止まりだった。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女855名(有効回答数)