一人は寂しいから… 約6割が「もっと増やしたい」と感じている人間関係とは
人間は、一人で生きていけないものではあるけれど…。
童謡の『一年生になったら』には、「友達100人できるかな」との歌詞がある。これを聞いて、「友達は多いほどいいもの」と子供の頃に感じた人もいるかもしれない。
そして大人になってからも、友達を増やそうと努力をした経験がある人もいるようだ。
■約6割「もっと友達を増やしたい」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で56.3%の人が「もっと友達を増やしたいと思った経験がある」と回答した。
男女別では、男性が53.9%、女性が58.6%となっていた。
■若い世代に多い傾向
性年代別で見ると、男女ともに年代が低くなるほどに割合が高くなっている。
若い頃ほど、「友達がもっと欲しい」と思うのかもしれない。
■友達を増やそうとしたけれど…
一時期、友達を増やす努力をしていた20代男性は、「昔からおとなしい性格だったので、学校でも仲のいい数名の友達と教室にひっそりといるタイプでした。このままではいけないと思って大学に入ってから、意識して人と出会う機会を増やすようにしたんです。新しい交友関係ができて、最初は満足していたのですが…」と当時を振り返る。
しかしだんだんと疲れを感じたようで、「根本的に一人でいることが好きな性格だったためか、人と一緒にいることが疲れてきてしまったんです。そこから無理して人付き合いを増やしても意味がないと思い始めて、今は気の合う人との付き合いがあればいいと考えるようになりました」と話を続けた。
■これ以上、増えなくてもいい
ツイッターでは、「人見知りなんだな。友達いないから、増やしたいな」や「たまに、孤独に感じることがある。友達増やしたいなあ。もっと、人脈広かったらなあ」と友達を求める投稿も多くあった。
一方で、「既に友達結構いるから、これ以上飲み友増えなくていいや」や「正直、もう友達増えなくていいから、仲良い人で楽しく飲みたい」といった声が。現在の付き合いで満足している人も多いようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名