交際中の彼がいきなり「じつはHIV陽性なんだ」 悩む女性にアドバイスが続々
「ウイルス量が少なく感染させる心配はない」。そう言われはしたが、女性はHIV陽性を秘密にしていた恋人を許せずにいる。
付き合い始めてずいぶん経つのに、今さら聞かされた真実…。恋人を信用できなくなり今後について悩んでいる女性に、さまざまな意見・アドバイスが寄せられた。
■恋人が秘密を告白
海外で暮らす女性が、交際を始めてしばらくたつ恋人にショッキングな話を聞かされた。「俺、じつはHIV陽性なんだ」「ただウイルス量は検出限界値未満だから、君に感染させる心配はない」というのだ。
すでに男女の仲になっていることもあって、女性は恋人の告白に動揺し「この人は信用できないかも…」と思い悩むようになった。
■「裏切られた」という女性
せめて男女の仲になる前に教えてほしかったと考える女性は、「裏切られた」という思いでいっぱいだ。それと同時に、病気について事前に確認しなかった自分のことも責めているのだという。
念のため近い内に検査を受ける予定にはしているが、恋人との関係を続けていけるかどうかは分からない。最初から事実を打ち明けてくれていたら、ここまで悩むことはなかったのだ。
■女性の気持ちを理解する声
今後について迷っている女性が掲示板「Reddit」に書き込みユーザーに助言を求めたところ、「HIV量が検出限界値未満のレベルに継続的に抑えられている場合は、感染のリスクはない」「それが事実であっても、こんなに大事なことを秘密にするなんてひどい」というコメントが多数書き込まれた。
また一部のユーザーは、「もし自分だったら、別れるだけでは気がすまない」「訴えることを検討すると思う」と書き込んでいる。
「HIV陽性だから」ではなく、「大事なことを隠していたから」という理由で別れるべき。そう考えたユーザーが多く、女性もそういった意見を読んで改めて「彼が悪い」と考えたようだ。
■カップルで検査を
治療薬が著しく進歩したため、HIV感染症は「死の病」ではないと言われるようになってきている。それでも感染については恋人・配偶者に伝えて十分に説明しておく必要がある。
最近では、性的な関係を持つ前にカップルで検査を受ける人も多いという。「大事な人ができた」「しかし過去に性的経験がある」という人は、恋人と一緒にHIV検査や性病検査を受けておくと良いかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)