天下一品、「こってりMAX」のスープに衝撃走る… “あるもの”を入れるとパワーアップ
天下一品の「こってりMAX」が全国発売された。食べてみると、スープのドロドロ感に圧倒されて…。
12日、天下一品から新ラーメン「こってりMAX」が全国発売された。一部店舗に限られていたメニューが各地で食べられるようになり、ファンから歓喜の声があがっている。
期待の新メニューを食べてみると…。
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■待望の全国発売
「こってりMAX」は、天下一品の代名詞であるドロッとしたスープをさらにパワーアップさせたもの。以前から一部の店舗で「絶品MAX」という名前で販売されていたが、この度名前を変え、全国で販売されることになった。
6月1日に、「こってりMAX」を58店舗で先行販売したところ、営業前から長蛇の列ができるほど大人気に。お値段は1,190円(並盛、税込み価格)。
天下一品総本店(京都市)では扱わないなど、一部取り扱いのない店舗はあるものの、全国で「史上最強」のスープが食べられるようになったことは大きい。
■ネットでも称賛の声
天一の力作メニューは、発売直後からネット上でも話題に。「こってり好きには至福の時」 「大阪のどて焼きのスープみたいな感じ」 「スープがもはやポタージュで麺によく絡む」「スープが濃厚な分、並でも満腹感がすごい」などの声が見られるように、早くも虜になる人が続出している。
記者も学生時代、多い時は週に1回“こってり”していたほど、こってりスープの大ファン。「こってりMAX」を味わうため、発売から数日後、食べることにした。
■スープを飲んで衝撃走る…
赤い専用の器に「こってりMAX」という文字が入っており、思わずテンションが上がる。見た目は通常のこってりスープと大差ない。
だが、レンゲを入れて変化に気付く。スープの中に沈んでいかないのだ。かなりドロドロで、もはやスープではなく、ペーストに近い。
飲んでみると、舌にいつまでもドロッとした感覚が残る。通常のこってりスープよりもかえしが多いのか、濃いめの味付け。
ただ、天一の強みである野菜の旨味が感じられ、後味は想像よりスッキリしている。麺を持ち上げると、スープが絡まり、ズッシリと重みがあって驚く。このこってり具合は反則級だ…。
■「あるもの」を入れるとパワーアップ
半分ほど食べたところで味変。写真を見て気付いた人もいるかと思うが、トッピングで追加した「納豆」(120円)を混ぜる。
「ラーメンに納豆?」と驚くかもしれない。じつは、納豆と天一のドロッとしたスープの相性は抜群。一部提供していない店舗もあるが、マニアの間では人気の組み合わせなのだ。
納豆を全体に絡むようよく混ぜて食すと、濃いめのスープがマイルドになり、程よいコクが加わる。後半も飽きることなく完食した。
麺を中心に食べていたが、気付けばスープもほとんどなくなっていた。麺にスープが吸い付いていたのだろう。
「こってりMAX」を食す際は、ぜひ納豆を入れて、最後の一口まで「史上最強」のスープを堪能してほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)