DeNA・バウアー、来日初完投勝利 今季最短の試合時間でトレンド1位に
DeNA・バウアーが来日初完投勝利で、今季最短の試合時間を記録。中継局すらも困らせる早さで、トレンドトップとなった。
横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手が、14日に行われた北海道日本ハムファイターズ戦に先発登板。来日初となる完投勝利を収めた他、2時間8分という今シーズン最短の試合時間でツイッタートレンドトップを飾った。
■好調を維持した投球
5月9日、16日の試合で共にKOされていたバウアー投手だが、以降は調子を取り戻し、6月の登板では2連勝中。3連勝がかかったこの日も、序盤からテンポの良いピッチングで日ハム打線を全く寄せ付けない。
この好投に応えるかのごとく、味方打線は5回、ソトのタイムリーヒットで2点を先制する。
■来日初の完投勝利
勝利投手の権利を得たバウアーは、その後も好投を続けて三振の山を築く。7回には、現在パ・リーグHR王の万波中正にソロホームランを浴びるも、失点はこの1点のみ。
終わってみれば、9回3安打1失点12奪三振のナイスピッチングで、来日初となる完投勝利で今シーズン4勝目を飾った。
■投手戦で試合時間はなんと…
試合後、ツイッターでは「バウアー」がトレンド1位を獲得。さらに、“試合時間の短さ”も大きな話題になった。
この日の試合は、日ハムの先発・加藤貴之投手も8回2失点の好投を見せ、息の詰まる投手戦に。テンポ良くロースコアで終わったことにより、試合時間は2時間8分と今シーズン最短を記録したのだ。
展開にもよるが、通常、プロ野球の試合は3時間前後を要するため、約30分から1時間ほど早く終わったことになる。
■中継局の対応も話題に
これにファンたちは、「試合時間はっや!」「短すぎてビール3杯しか飲んでない」「ここ数年最短じゃない?」などと反応。近年稀に見る早さで、大きな話題を集めた。
あまりに早く終わりすぎたため、中継を行った神奈川県のローカル局・TVKは、20時45分まで横浜の風景映像を流す対応に出る。
するとこちらも、「みなとみらいの光景が流れてる」「ゴールデンタイムに環境映像を延々流すのも凄いな」「困ったのかイメージビデオみたいなの流してる(笑)」など、ファンの注目を浴びることとなった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)