金子恵美、トラブル続出のマイナ保険証に持論展開 「まずは信頼回復を…」
金子恵美がトラブル続出のマイナ保険証問題について持論を展開。
13日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、金子恵美がトラブルが続いているマイナンバーカードと保険証の一体化問題について持論を展開した。
■マイナ保険証にトラブル続出
政府が推進しているマイナ保険証に別人の情報が登録されるなど、ミスが相次いでいるニュースを取り上げたこの日の放送。
金子は感想を質問されると「私、今デジタル庁ですけども、私が政務官をした総務省がこのマイナンバーの普及をやっていたので、まずはそのマイナンバーを普及させていこう、そしてまた 国民の皆さんに利便性を上げていくということのためのマイナンバーカードでなければいけなかった」と指摘する。
続けて「当初から不安視されていた情報という部分ですよね 。情報管理の部分とか、セキュリティ対策っていうところの落ち度が出てきているのは、私としてはすごく残念」と話した。
■「まず信頼回復を」
金子はさらに「国民の皆さんも、2023年の3月までに当初目標としては、国民の皆さんに全部持っていただくという、その目標に向かって普及を進めていたんですよね 、だから特典もつけたりとかしてたんですけど」とコメント。
そして「ちょっとこのことが重なりすぎていて、国民の皆さんのなかでの不信感というか、 持つことの不安っていう声が高まってるので。 ここのリカバリーをどうしていくのかというのは非常に大変ですけども、まず 信頼回復をしっかりしていくしかないのかな」と持論を展開した。
■推進の方針は決まっている
政治の対応については「選挙の争点になるとかじゃないっていうことなんですけど、野党はこれを批判の対象、種にはしたいだろうとは思いますけど」と語る。
続けて「これは政府方針がどうこうすることってよりも、これを推進していくという政府方針は決まっている。どうこうではなくて、もう少し業者の選定とかね、人為的なミス。そこらへんの問題ではあるのかなというふうに思いますね」とコメントした。
■信頼失墜のマイナンバー制度
岸田首相の肝いりで行われているというマイナ保険証だが、さまざまな問題の発生から信頼性がかなり揺らいでいる。
Sirabee編集部が、5月25〜26日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象にマイナンバー制度の信頼度について聞いた調査で「非常に信頼できる」と答えたのはわずか2.1%。「やや信頼できる」が30.8%で、信頼している人は32.9%とかなり低い割合となった。
国民の信頼を失っているマイナ保険証。政府はどのように信頼を回復させるのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)