堀江貴文氏、三木谷浩史氏に「楽天モバイル」売却を提案 「そろそろ…」
「楽天モバイル」の経営難をたびたび指摘している堀江貴文氏。三木谷浩史氏には、米Amazonの動きに触れて売却を提案した。
■「楽天モバイル」の経営難
これまで、「楽天モバイル」の経営難をたびたび指摘していた堀江氏。同グループは先月に公募増資の方針を発表したが「ほんとに焼け石に水とはこのこと」と話す。
続けて「(楽天モバイルのシェアが)3%の普及率もいってない、これ10%ぐらいまでいかないとちゃんと黒字にならないと思いますけれども、ここまで持つのかどうかというところがカギになってきております」と言い、財務状況の困難さを伝えた。
■「売っちゃったらどうだろう」
「楽天モバイル」は厳しい状況だと捉える堀江氏は、「そこでですね、三木谷さんにご提案といいますか。そろそろ、Amazonなんかに売っちゃったらどうだろうと」と発言。
米Amazonは格安スマホと連携したサービスの提供を検討していると報じられており、このことに触れた。
さらに、「Amazonは主要5ヶ国で売り上げ(全体の)90%以上を売り上げているというですね、なんと、そんなに世界中に出てる会社ではないんですね。そのうちの売り上げ5%を日本から得ているということで、日本は結構重要な国なんですね」と、同社の日本での売り上げについて言及する。
■新サービス日本展開の起点に
検討されているという新サービスについて「これ日本でやる場合にですね1番いいのは何かって楽天モバイルを買収することなんじゃないでしょうか?」と所感を述べる堀江氏。
同社の膨大な資金投入によって抱える問題が解決すると予想し、「なによりですね、三木谷さん、単独でファイナンスもしなくていいということで三方良しなんじゃないかなと」と三木谷氏にメリットがあることを伝えた。
■「賛成」「最良の選択やな」
堀江氏の提案には、「ホリエモンの言ってることに賛成」「たしかにモバイル事業売却は最良の選択やな」「Amazonに売却できるなら楽天モバイルの功績も認められるでしょうね」など、納得感を示すユーザーの声が上がった。
その中で、モバイル事業の再建について「無理ゲーやろ」とコメントするユーザーも見られる。