できるならば他の人に… 約4割が「悩みを相談」されたときに感じてる気持ち
自分のことを信用して、頼ってくれるのはうれしいけれど…。
■約4割、悩みを相談されるのが苦手
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「悩みの相談」に関する意識調査を実施したところ、全体で42.4%の人が「悩みを相談されるのを苦手だと感じる」と回答した。
■40代以上の男性に多い傾向
性年代別で見ると、40代以上の男性が高い傾向にあるようだ。
会社などでは上の立場でいる人が多い世代であるために、後輩や部下から相談をされることもあるだろう。しかし当人は、あまり悩みを聞かされたくないと思っている可能性もあるようだ。
■部下から相談をされても…
部下から相談を受ける機会の多い40代男性は、「会社で部下から、仕事のことで悩みを相談されることもあります。気持ちを打ち明けられるほど心を許してくれているのは嬉しいのですが、その悩みにうまく対応してあげられないことも多くて…。いつも申し訳ない気持ちで、話を聞いていますね」と思いを語る。
さらに続けて、「僕も会社のいち社員にすぎないので、たとえ部署内の立場が高めであってもなんでもできるわけではありません。部下からの要望をさらに上の人に提案してみても、却下されることが多くて…。なにもしていないわけではないのですが、部下には伝わっていないでしょうね」とも話していた。
■ついアドバイスをしてしまう
悩みを相談されると意見を言ってしまう50代男性は、「人から悩みを相談されたときには、アドバイスはせずにただ聞くだけでいいと言われていますよね。僕はそれができず、ついあれこれと意見をしてしまうんです。それが原因で、よく妻とも喧嘩になっています」と語る。
もう少し話を聞いてあげたほうがいいとも感じているようで、「妻とは長い付き合いなので、僕に相談をしたらアドバイスされることはわかっていると思うんです。それでも話してくるのは、やはり誰かに聞いてほしいのでしょうね」と続けていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名