現役ドラフト組の月間MVPに「めっちゃ夢ある」 大竹耕太郎&細川成也が受賞
阪神・大竹耕太郎と中日・細川成也が月間MVPを受賞。現役ドラフト組の躍動に、「感慨深い」「大大大成功」の声が。
セ・パ両リーグが8日、5月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、セ・リーグでは、阪神タイガースの大竹耕太郎投手、中日ドラゴンズの細川成也選手が受賞。現役ドラフトで移籍した2選手の受賞がツイッターでも話題を呼んでいる。
■ホークスから移籍
大竹投手は2017年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスの育成選手ドラフト4巡目指名を受けて入団。2018年に支配下登録されるも登板機会が少なく、2022年12月に実施された現役ドラフトで阪神へ移籍した。
先月には4試合に先発してリーグ1位タイの3勝0敗、同1位の防御率0.33と活躍して話題になっている。
■DeNAから中日へ
細川選手は2016年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズの5巡目指名を受けて入団。
現役ドラフトで中日に移籍し、5月はリーグ1位の打率3割6分、自身初の1試合2本塁打や14試合連続安打を放つなど好調ぶりを示している。
■「押し付け合いとか言われてたのに…」
現役ドラフトは、各チームが提出した指名対象選手の中から、各球団が指名して獲得する新制度。出場機会に恵まれない中堅選手にチャンスを与えることを目的に、昨年初めて実施されたが、当初は否定的な声もあった。
そんな中での2選手の活躍ぶりに、ツイッターでも「現役ドラフト」がトレンド入り。
ファンからは「現役ドラフトが発表された当時は戦力外候補の押し付け合いとか言われてたのに、いざシーズン始まってみると大大大大大成功でほんと凄すぎる」「現役ドラフトで移籍した選手が2人も月間MVPって感慨深いな~」「現役ドラフトめっちゃ夢あるやん」といった声があがった。
■過去の選手に思いをはせる人も
さらに、「本当にいい選手が現役ドラフトで来てくれました! 今や欠かせない竜の3番!」「神様と現役ドラフトとソフトバンクさん、大竹耕太郎を阪神にくれてありがとうございました」と感謝するコメントも。
また、「チーム事情との兼ね合いって大事」「心機一転がどれだけ大事かよく分かるよねえ」との意見もみられ、「もっと早く開催されていれば選手生命が延びた逸材もいただろうに…」と、出場機会に恵まれないまま球界を去った選手に思いをはせる人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)