古田敦也氏、投手の“投げ込みの是非”に見解 「ある程度は投げないと…」
古田敦也氏・石井丈裕氏・川崎憲次郎氏・岡島秀樹氏が投手の「投げ込み練習の是非」を語る。
■古田氏の見解は…
3人の話を聞いた古田氏は「投げ込みの尺度が鹿取義隆さんとかになっちゃダメなんだよね。1,000球も投げられないもん。明治大学の話を入れちゃいけない」と、明治大学時代1日に1,000球投げたことがあるという元巨人・西武鹿取義隆氏のケースに言及。
続けて「投げ込みと言っても500球は投げないから。50球でやめるなら、100球投げようねとかって。今は100球で投げ込みと言われるんで。それくらいは投げないと、上手くならないと僕らも思う、高校生とかでも」と話した。
■故障しないのが1番
さらに古田氏は「もちろん故障しないようにが1番よ。故障しないのが1番だけど、それなりに投げないと上手くならないから」と投げ込みの重要性を語る。
ヤクルト時代の同僚川崎氏が「よく言われましたもんね、ノムさん(野村克也氏)にも。『おまえ、下手くそなんだから投げろって』」と話すと、古田氏は「もちろん、ある程度は投げないと球種も覚えないし、感覚もつかめない」と持論を展開していた。