花嫁衣装の感想を伝えたせいで友情に亀裂 正直者の女性が「悪いのは私なの?」
嘘も方便と言うが…。友人から「本当のことを言って」と迫られた女性が、ウェディングドレスの感想を伝えたところ、友情に亀裂が入ってしまった。
「正直に感想を聞かせて」と言われ答えたところ、友人が腹を立ててしまい戸惑った女性。「本当のことが知りたいと言われたから答えたのに…」という女性の投稿が、話題を集めている。
■意外なドレスを着た友人
今から3ヶ月前のこと、海外在住の女性が友人に招待されて、ビーチウエディングに出席した。しかしその日、颯爽と会場に現れた友人を見て女性は驚いた。ウエディングドレスが純白ではなく、真っ赤で派手なデザインだったからだ。
確かにユニークだし目立ちはするが、友人に似合うとも会場にピッタリとも思えず戸惑った女性だったか、友人の結婚をおおいに祝福し家に帰ったという。
■感想を聞かれた女性
後日、結婚した友人が「一緒に映画を見よう」と女性宅を訪問。結婚式の話を始め、「うちの両親に『ドレスが良くなかった』『白いシンプルな衣装を選べば良かったのに』って言われたんだよね」と女性に伝えた。
友人はさらに「夫の文化・慣習を尊重して赤を選んだの」「あなたはあのドレスを見てどう思った? 正直な感想を教えてほしい」と女性にリクエスト。
困った女性は「目立っていたし、自信があふれているように見えたよ」と無難な答えで乗り切ろうとした。
■正直に答え険悪に
すると友人は「違うの、知りたいのはそんなことじゃない」「ドレスを見てどう思ったか知りたいの」と詰め寄った。女性は「嘘は言うべきじゃない」「お互いに何でも言い合ってきたんだから…」と考えて、正直な感想を伝えることにした。
そこで「目立って素敵だったけれど、私は好きじゃない」「あなたを美しく見せるドレスではないと思った」と答えた女性。それを聞いた友人は黙り込み、そのまま立ち上がり出て行ってしまった。
その後、友人の親友に「最低」「嫉妬してるの?」と責められ困った女性が掲示板「Reddit」に投稿し、「私が悪かったのでしょうか?」とユーザーたちに問いかけた。
■「嘘も方便」という意見も
「ウエディングドレスを着る機会は人生で一度」「なのに友人の大事な思い出を台無しにした」と考えたユーザーが多かったようだ。
その一方で、「正直な感想を聞きたくないなら、そんな質問はしなければいい」「悪いのは友人のほう」と考えた人も少なくはない。
これらのコメントを読んでさらに考えた女性は、「私が悪かったんだと思う」「だってドレスは今さら他の物に変えることはできないんだから」と猛省。近いうちに友人に会い、謝罪することにしたそうだ。
変えようのないことに関しては、ネガティブなことは言わないに限る。女性はこの苦い経験からそう学んだようだ。
・合わせて読みたい→白髪だらけの友人の結婚式参列が嫌で… 「当日は染めてきて」と伝えた女性に批判殺到
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)