中田敦彦、松本人志批判の裏で囁かれる「リアルな評判」 仕事先での行動にスタッフは…
松本人志への「提言動画」で話題を呼んでいる中田敦彦。彼の業界内での評判は…。
「審査員、ちょっと何個かやめてもらえないですか」──。5月29日、オリエンタルラジオ・中田敦彦が自身のYouTubeでダウンタウン・松本人志への“提言動画”を投稿し、話題を呼んでいる。「渦中の人」となった中田はどんな人物なのか。
業界内では意外な声も聞こえてきて…。
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■「松本批判」動画が話題に
今回、中田は「【松本人志への提言】THE SECONDについて」という動画を投稿。5月20日に放送されたお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)で大会アンバサダーを務めた松本に対して、賞レースに松本が関わりすぎているとして、審査員を辞めるようクギをさしたのだ。
「松本色が濃すぎてお腹一杯になっちゃっている」「松本さんに対して何も物が言えない空気がある」など、お笑い界の先輩へ厳しい言葉も飛び出した。ネット上では、中田の発言に賛否が飛び交う事態になっている。
■ユーチューバーとして高評価
2020年12月末に相方の藤森慎吾と共に吉本興業を辞めて独立した中田。21年からは、妻・福田萌や子供達と共にシンガポールに移住したこともあって、YouTubeを中心に活動している。
あるテレビ局関係者は、「ユーチューバー・中田」の実力をこう評する。
「もともと、高いトーク力と忖度せずに切り込む姿勢に定評がありましたが、ユーチューバーになってその強みに磨きをかけています。多くの情報をインプットし、それを伝えるプレゼン能力、興味を持たれるワードチョイスなど、申し分ありません。中田さんは2019年にYouTubeを始めましたが、チャンネル登録者数は500万人を超えました。今も高い再生数を維持しているのも、そうした能力があってこそでしょう」(テレビ局関係者)。
■「仕事にはストイック」
すっかり人気ユーチューバーとなった中田だが、陰での努力が大きいようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「中田さんの動画は歴史や文学、政治など多岐にわたるテーマを扱っていますが、一日中本を読んで勉強したり、ノートにまとめてきちんと理解した上で話しているそうです。これは今に始まったことではなく、昔から仕事にはストイックなことで有名でしたよ」(前出・テレビ局関係者)。
業界内では、そうした姿勢を評価する声も多かったという。「完璧主義で、自分が納得いくまで諦めない粘り強さもあります。そんな中田さんについていけないスタッフもいましたが、彼の姿を見て、刺激を受けたスタッフも少なくありませんよ」(前出・テレビ局関係者)。
この辺りも長年、中田が高い人気を誇っていた理由の一つかもしれない。
■「もったいない」という声も…
前出のテレビ局関係者は、中田を評価しつつも、今回の動画での発言には「賛同できないし、残念」と表情を曇らせる。
「中田さんはテレビ出演を控えていましたが、今年2月に『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出た際は、テレビの仕事に改めて魅力を感じたことやオファーがあったら出たいことを明かしていました。中田さんの実力を評価するスタッフは多いので、意欲を見せる彼にオファーを考えていたテレビ局もあったことでしょう。しかし、今回の発言で世間から批判されたので、中田さんを起用しにくくなったと思います。せっかく高い能力があるのに、もったいないですよ」(前出・テレビ局関係者)。
これまで数々の功績を残してきた中田。今度は、たくさんの人を笑顔にする“武勇伝”を見せてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)