三浦大輔、松井稼頭央両監督が1打席限りの真剣勝負 フルスイングした打球は右中間にポトリ
現在、交流戦で西武ライオンズと戦う横浜DeNAベイスターズ。横浜スタジアムでは1998年の日本シリーズを再現するイベントが行なわれている。
現在、セパ交流戦が行なわれているプロ野球。パ・リーグ5位の西武ライオンズをホーム・横浜スタジアムに迎える横浜DeNAベイスターズは、3日から『GET THE FLAG!シリーズ2023』と銘打ったイベントを開催中だ。
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■昨日は「優勝の瞬間」を再現
1998年に日本シリーズを闘った横浜と西武。昨日は、ハマの大魔神と恐れられた抑えの切り札・佐々木主浩氏と女房役だった谷繁元信氏、石井琢朗コーチ、鈴木尚典コーチ、ロバート・ローズ氏の横浜チームと金村義明氏が登場。
横浜が日本一を決めた日本シリーズ第6戦9回表、佐々木が金村を併殺打に抑えた場面を25年ぶりに再現した。スタンドを埋めたファンは、とくに今でもダンディなローズ氏の姿、現役時代より大きく見える大魔神・佐々木氏の姿に歓喜していた。
■三浦・松井の監督対決に
この日は、横浜DeNA・三浦大輔監督がマウンドに登り、スイッチヒッターだった西武・松井稼頭央監督が左打席に。一塁には鈴木尚典コーチ、二塁はロバート・ローズ氏、遊撃は石井琢朗コーチ、三塁は横浜DeNAで編成部長を務める進藤達哉氏。
さらに右翼に野球解説者の佐伯貴弘氏が入り、98年の日本シリーズ第3戦(西武が7-2で勝利/三浦が負け投手)を再現した。
■フルスイングで真剣勝負
三浦監督は18番、松井監督は7番と現役時代の背番号で、当時のユニフォームで登場。2人とも若手監督とあって、現役時代を彷彿とさせる締まった体型で1打席限りの真剣勝負が行なわれた。
松井監督がトレードマークだったフルスイングでくるりと一回転するほど空振りする場面も。
■右中間のヒットに
2ボール2ストライクと追い込まれた松井監督は、ファールで粘った後、三浦監督の高めの投球を引っ張って打球は外野へ。
フラフラっと上がって右中間に落ち、対決は松井監督の「勝利」に終わったが、三浦監督は外野が捕れそうな打球にちょっと悔しそうな表情を見せた。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)