19歳女性が結婚披露宴の数時間前に火災で死亡 火災報知器が鳴らなかった可能性も

結婚披露宴を楽しみにしていた女性が、直前の火事で亡くなった。遺族は火災報知器が故障していた可能性を指摘している。

火事・火災

披露宴を楽しみにしていた10代女性の暮らす家で、火災が発生。逃げ遅れて命を落としていたことを、『NBC15』などアメリカのメディアが伝えている。


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■優しかった少女時代

アメリカ・ウィスコンシン州で暮らしていたペイジ・ラディさん(19)は、子供の頃からとても優しく気づかいを欠かさない人だった。助けを必要としている人がいれば、嫌な顔もせずに手を差し伸べる。

善良で誰にでも優しいラディさんは、多くの人に好かれ慕われていた。そんなラディさんがある男性と出会って恋に落ち、少し前には結婚の誓いを交わして、あとは披露宴を待つばかりだった。

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■突然の悲劇

披露宴の前の晩、ラディさんの家族は準備を整えワクワクしながら床についたが、真夜中に警察から連絡があり衝撃的なことを聞かされた。式の直前だというのにラディさんの家で火災が発生し、重傷を負ったラディさんが病院に搬送されたというのだ。

すぐに家族や親しい友人たちが病院に駆けつけラディさんの回復を願ったが、煙を吸い脳出血を起こしていたためほどなくして息を引き取った。大好きだった人たちに囲まれて迎えた最期だった。


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■遺族の悲しみは深く

結婚を祝うはずが近く葬儀を執り行うことになり、ラディさんの家族は打ちひしがれているという。

なおラディさんは、婚約者とその祖父母が暮らす家で同居していたとのこと。火災原因は不明だが、逃げ遅れた理由についてラディさんの家族は「火災報知器が鳴らなかったのではないか」とコメントしている。


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■夏も火災には十分注意を

火災といえばストーブなどを使う冬に発生するものというイメージもあるが、室内の温度管理が欠かせない夏も十分な注意が必要だ。

エアコンの室内機・室外機に異常はないか、変な音はしないか、焦げ臭いと感じることなどはないか。扇風機であればモーターの部分が熱くなっていないかなど、確認すべき点はいろいろとある。

定期的に火災報知器の点検をすると同時に、家電のチェックも念のためにしておくと安心だ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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