里崎智也氏、守護神が”1番扱い方面倒くさい”理由 「投手陣の中で…」

里崎智也氏は、かつて落合博満氏と岩瀬仁紀氏が交わしていた“約束”をおすすめする。

2023/06/03 23:10

里崎智也

プロ野球・元千葉ロッテマリーンズの捕手で野球解説者の里崎智也氏が3日、自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を更新。先発・中継ぎ・抑え投手の中で「1番扱い方が面倒くさい」のは抑え投手だと話した。

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■調整しやすい先発&中継ぎ

9回や最終回のリードしている場面で登板し、試合の最後を締めくくる“守護神”とも言われるポジション。ほとんどのチームは固定で、その席を勝ち取るため熾烈な争いを繰り広げる。

そんなチームにとって無くてはならない存在だが、監督やコーチからすれば「投手陣の中で守護神が1番扱い方面倒くさい」と里崎氏は語る。

先発や中継ぎが不調の場合は「1回抹消するとか、10日間リフレッシュしてまた10日後に来てとか。負けてるときに使って調子を戻させようとか。若干動かしながら復調させることできる」。しかし、守護神にはそれが通じないという。

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■抑えはプライド高い?

「いきなり7回とか投げないじゃん。調整登板で投げとくかとかもない。8対0で勝ってるのに投げさすと『セーブシチュエーションじゃなくて緊張感ないから打たれちゃった』ってやつもいる。だから1番面倒くさいの守護神」と述べる。

1軍登録を抹消すると信頼関係が崩れることも。「(プライドは)高いと思う。ピッチャーの中で守護神だけが“降格”って言われる。だからプライド傷つくじゃん。めんどくさいんだよ扱い方が」と説明した。


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■落合博満氏は「年間3敗まで許す」

里崎氏によれば、かつて中日ドラゴンズで監督を務めた落合博満氏は、守護神だった岩瀬仁紀氏に「年間3敗までは許す」と伝えていたとのこと。

岩瀬氏は3敗以内に抑えるシーズンがほとんどで守護神のポジションを守ったことから、里崎氏はこの約束を監督と投手の間で交わすことをおすすめする。

「落とすときの理由が簡単じゃん。外すのも簡単だから、俺は落合さんのやついいんちゃうかと思う。守護神とはこういう約束をしておいたほうがいい」と提言していた。

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■“守護神問題”を語る里崎氏

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(文/Sirabee 編集部・RT

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