動物と触れ合い中にラクダに耳を噛み裂かれた男性 「どうか注意を」と警鐘
寺院にいるラクダに耳の一部を裂かれた男性が、訪問者たちに対し「どうか気をつけて」と呼びかけた。
動物との触れ合いを楽しめる人気スポットを訪問したタイ人男性が、ラクダに噛まれて怪我を負った。男性のコメントなどを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■子供と外出中にハプニング
5月25日のこと、タイで暮らすウォラチャット・ボリブーンさん(32)が、自宅のそばにある寺院を子供と一緒に訪問。その敷地にある動物園を見て回り、バッファローの餌やりなどを楽しんでいた。
しかし、いきなり耳に痛みを感じたかと思うと、そこから出血していることに気づいてショックを受けた。「近くにいるラクダに噛まれてしまった」と悟り、傷口を洗浄して状態を確認したところ、片方の耳の一部が引き裂かれていたという。
■安全対策を求める男性
ラクダが人を噛むことがあると知っていたウォラチャットさんは、被害を受けないよう注意していた。それでも噛まれてしまい怪我を負ったことに、とても驚いたという。
この寺院を愛し訪れる人たちに、「このようなこともあるので、どうか注意を…」と伝えたいというウォラチャットさん。また寺院に対しては、「より高いフェンスや警告標識を設置するなど、安全対策を強化してほしい」と呼びかけている。
■寺院の発表
この寺院にはヤギ、羊、馬、クロコダイル、水牛など多くの動物がいるが、どれも当局からの許可を得て飼育しているとのこと。
またウォラチャットさんを襲ったラクダは14歳で、1歳になる前から寺院の敷地内で飼育されてきたなか、人に対し攻撃的に振る舞うことは決してなく、ウォラチャットさんを噛んだ理由についても分かっていないようだ。
寺院側は早急に高いフェンスを設置するなどし、再発防止に向けて努力すると発表している。
なお、動物とのセルフィー撮影を望む客が、餌をひったくるなどして襲われるケースもあるという。観光しようと考えている人は、くれぐれも動物を刺激しないよう注意する必要がある。
・合わせて読みたい→MC・松本人志が開始5分で「すでに面白い!」 『クレイジージャーニー』
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)