「TAO」こと岡本多緒、日曜劇場『ラストマン』第7話ゲストに 福山雅治の気配りに感謝も
福山雅治・大泉洋が13年ぶりに共演して話題の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』。第7話ゲストとして岡本多緒、赤堀雅秋、小林勝也、脇知弘の4名が発表された。
■福山・大泉の共演は13年ぶり
同作では、福山がアメリカから交換留学⽣として期間限定で来⽇した人たらしな全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見を演じる。
皆実のアテンドを命じられた、代々警察庁⻑官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間でありながら、悪に対する並々ならぬ正義感で無茶な捜査を続けてきた護道⼼太朗(大泉洋)とによる痛快なバディドラマだ。
福山と大泉の共演は13年ぶり。日本屈指のエンターテイナー2人が凸凹バディを組んで難事件に挑む。
6月5日(日)放送の第7話のゲストとして発表されたのは、岡本多緒、赤堀雅秋、小林勝也、脇知弘の4名。第7話では、資産家の老人の遺体が発見され、年齢差のある後妻が犯人ではと疑われるが、皆実はただひとりそれを否定し捜査を進めていく。
■「TAO」として世界で活躍
「TAO」の名義で世界のトップモデルとして活躍し、ハリウッドを中心に女優としてもその才能を発揮してきた岡本。2013年、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のヒロイン役で女優デビューし、日本でも大きな話題に。
その後も数々の作品に出演。主演の福山とは2017年公開、ジョン・ウー監督の香港・中国合作映画『マンハント』で共演している。本年より”岡本多緒”として日本に活動拠点を移し、地上波ドラマへの出演は今作が初となる。
今回演じるのは、その美貌で男性を虜にするセラピスト・葛西亜理紗(かさい・ありさ)。白骨化した遺体で発見された資産家の老人の妻だが、夫と40歳の年齢差がある。
亜理紗は以前も歳の離れた男性と結婚し、その男性も失踪中。後妻業と思われてもおかしくなく、今回の事件の重要参考人としてマークされる。
■赤堀は4年ぶりの日曜劇場
劇作家、演出家、俳優、映画監督と幅広く活動している赤堀。
日曜劇場への出演は、福山演じる主人公の幼なじみ役で出演した、2019年4月期放送『集団左遷!!』以来、4年ぶりとなる。本作では、亜理紗の秘書兼運転手・日高祐輔(ひだか・ゆうすけ)を演じる。
■小林は資産家老人役
1966年の初舞台以降、長年にわたり舞台やドラマ、映画に出演してきた小林が演じるのは、今回の事件の発端となる、殺害された亜理紗の夫で資産家の老人・葛西征四郎(かさい・せいしろう)。
心太朗をはじめ捜査員たちが亜理紗が犯人ではと疑う中、皆実はただひとりそれを否定する。征四郎が殺害された本当の理由とは何なのか…。
■脇は佐久良班の面々と衝突
多くの作品で存在感を強く放っている脇が今作で演じるのは、亜理紗の周りをウロつき監視する男・猫村大和(ねこむら・やまと)。猫村の行動で捜査が大きく動くことになり、佐久良班の面々と衝突する。
第7話ではこのゲストのほかに、最終章のキーパーソンとなる新キャストも登場。皆実が日本にきた理由や41年前の事件も少しずつ明かされ、いよいよ最終章に突入する。
■岡本は福山の気配りに感謝
ゲスト出演の岡本からコメントが届いている。
地上波ドラマへの出演については、「初めてのことも多く、撮影が始まるまでは不安もありましたが、キャストの皆さん、スタッフの皆さんが優しくご指導くださったので、安心して撮影に臨むことができました。ただ自分の芝居が地上波で流れるのは緊張します!」とのこと。
福山とは久々の共演。「以前福山さんとご一緒したジョン・ウー監督のアクション映画では、制作発表などでご挨拶させていただいたものの共演シーンは無く、今回初めてお芝居をご一緒させていただき光栄に思います!」と語る。
「他のキャストの皆さんは初対面の方ばかりだったので、福山さんが『昔からの知り合いなんですよ』と周囲にお話ししてくださったのが、とても有り難かったです。本番前には、盲目の皆実捜査官をいかに手慣れた動作で誘導できるか、何度も練習に付き合ってくださいました」と感謝を述べた。
■第7話あらすじ
皆実(福山雅治)は心太朗(大泉洋)を伴い、両親の墓参りをしていた。同じ頃、ふ頭で白骨化した老人の遺体が発見され、佐久良(吉田羊)班が臨場する。
遺体は3年前から行方不明の資産家の老人。そして、容疑者として浮上したのが、40歳差の妻・葛西亜理紗(岡本多緒)だった。
しかも、彼女は以前も歳の離れた男性と結婚しており、離婚後に相手男性は失踪していた。加えて、亜理紗はアメリカの大使館からスパイの可能性があると疑われていた。
さっそく皆実たちは亜理紗に事情を聞きに行くが、そこで皆実は予想外な反応をする。亜理紗に好意を持ってしまうのだ。そして「彼女は犯人ではない」と断言する。はたして、事件を解決に導くことはできるのか?
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)