9割の人がやっていない「おいしいチャーハンの作り方」 これだけでしっとりパラパラで激ウマ
家庭料理の定番「チャーハン」。色々な作り方があるが米の炊き方にこだわるだけで、おいしさがグンと上がる?
料理初心者から上級者まで多くの人に愛される定番メニュー「チャーハン」。卵かけご飯にして炒めたり、使う調味料にこだわってみたりとさまざまな作り方があるが、主役である米にこだわっている人はどれだけいるのだろうか。
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■米の炊き方にこだわる人はわずか1割
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,000名に調査したところ、「水分量を調整したり調味料を入れたりしたチャーハン専用の米を炊いた経験がある」と回答したのは全体の9.4%。火加減や使う調味料にこだわりがちなチャーハンだが、米は普通に炊いたものを使用している人が多いようだ。
かくいう記者もその一人で、使う油をラードにしたり、食材を切り方を変えたり、炊きたての白ごはんと冷凍ご飯を比べたりと色々とこだわったものの、米の炊き方にこだわったことはなかった。
そこで実際にチャーハン専用に米を炊いてみることにした。参考にしたのは「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏が、自身のYouTubeチャンネル『鳥羽周作のシズるチャンネル』に投稿した「革命の卵炒飯」。米の炊き方にこだわれば、IHでも火力の弱いコンロでもテフロンのフライパンでもおいしいチャーハンが作れるという。
■革命を起こす「万能米」の炊き方
・米(洗わない) 250g
・水に鶏ガラスープの素など鶏出汁を溶かしたもの 300g
・しょうゆ 小さじ1
・サラダ油 小さじ1
ピラフのようなパラパラな味付きの米を目指し、材料をすべて合わせて炊飯器で炊く。鍋で炊く場合は沸騰するまで強火で、蓋をして弱火で12分、火を止めて5分蒸らしたら完成だ。
サラダ油が入っているので炊飯器で炊いた時点でパラパラ。味もついているのでこの時点でおいしい。
動画ではこの「万能米」を使ったチャーハンの作り方も紹介されていたが、あえて記者のいつもの作り方でどれだけ味に違いが出るのかを試してみることにした。
■しっとり&パラパラでおいしい
すでに米に味付けをしているので、塩コショウとオイスターソースとうま味調味料の量は減らして作ってみた。フライパンで炒めるときにご飯がダマにならないので作りやすかった。
ただパラパラなだけじゃなく、食感はしっとり。どこを食べても味が均一なので非常においしい。米にこだわるだけでこんなにもチャーハンは楽でおいしくなるのか。手間ではあるが、やる価値は十分にあるのでぜひ一度試してみほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)