せめて事実確認をして… 約6割が流された経験のある「噂話」に怒りの声も
噂話が好きな人に対して、迷惑だと感じた経験のある人は多いだろう。
世の中には、噂話が好きな人も多くいるのかもしれない。しかし事実を広められるのも十分に迷惑なのに、ときにデマを流す人もいるのが厄介なところだといえるだろう。
■約6割、自分にまつわるデマを流され…
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で58.6%が「自分にまつわるデマを流された経験がある」と回答した。
男女別で見ると、男性が55.9%、女性が61.1%となっていた。
■社内恋愛していると広められ
社内恋愛をしているとのデマを流された20代女性は、「私と同じ部署の先輩が、付き合っているとの噂を流されたんです。先輩とは同じ仕事を担当しており、一緒に行動することが多くて…。それを見た人が、勝手な憶測で噂を広めたのだと思います、本当に、いい迷惑ですよ」と当時を振り返る。
周囲の人にはきちんと否定をしたそうだが、「きっと、まだ私と先輩が付き合っていると思っている人はいるでしょうね」と不満そうな意見を述べた。
■部長が異動すると聞いたので
人事異動のことでデマを流してしまった経験のある30代女性は、「部長が人事異動で、他の営業所に行くらしいとの噂が私の耳にも入ってきたんです。大きなニュースだと思って、私も周囲の人にその話を広めました。しかし実際には、部長の異動はなくて…。私もデマを拡散してしたので、反省しましたね」と語る。
話の出どころが気になっているようで、「そもそも人事の話なんて漏らすべきことではないので、どこからそんな話が出てきたのか疑問ですね」とも話していた。
■噂好きの人が話を歪曲
噂好きの人が変な解釈をしたせいで面倒なことになった20代男性は、「同僚の女性が仕事を手伝ってくれたので、人間性を褒める発言をしたんです。すると噂好きの人は、僕が『その同僚を好きらしい』と勝手にとらえたようで…。そのことを周囲に広められて、本当にいい迷惑でした」と不満を述べた。
下手なことは言えないと感じたようで、「その人の前では、人を褒めることさえもできないのだと思いましたね」と愚痴を漏らした。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名