愛媛県松山市で本場のたこ焼き三昧「マッキナ」 通も唸る「ぼうずからの塩」が最高
愛媛県松山市で本場の大阪たこ焼きが味わえる「マッキナ」。6種類の味が楽しめるたこ焼き三昧を実食。
東京なら全国各地から名物グルメが集まってくるけれど、やはり地方は外食の選択幅が少ないよな…。愛媛県松山市に昨年Uターンした記者が、ふと感じた地元のあるある。
そんな中、愛媛には少ない特徴的なメニューを出すお店「大阪たこ焼きと炭火のお店 マッキナ」を発見、ランチ営業の時間帯に行ってみた。
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■たこ焼き屋のランチ
マッキナは昨年3月にオープン。大阪から松山に移住してきた夫婦が営む、比較的新しいお店だ。テーブル席3つとカウンター4席がある。
ランチはたこ焼きとまかないカレーにハラミ丼。サイドメニューにはおつまみがあり、アルコールも飲める。このあと車に乗る予定を済ませてくればよかったと後悔。
この日注文したのは、たこ焼き三昧(12個:980円)。6種類の味(ぼうず、塩、ポン酢、醤油、ソース、にんにく醤油)が2個ずつ楽しめるお得なセットだ。
メニューの裏にはたこ焼き三昧の配置と食べる順番が書いてある。さっそく、何もかかっていない”ぼうず”から。銅板で焼き上げたアツアツ状態をちょっとずつ食べると、出汁のうま味をしっかりかみしめられる。
外は少し焼き目がついて、中はトロトロ生地。中にはタコだけでなく、コンニャクも入っている。生地の紅ショウガもアクセントになっていておいしい。
■塩たこ焼きにハマる
このたこ焼き三昧で最初の味変となる”塩”は、ソースがかかっていない代わりとして、塩がまぶしてあるように見える。”ぼうず”を先に食べて、たこ焼きのベースがしっかり味わえたからなのか、塩で一気に衝撃が走る。めちゃくちゃおいしい。
塩味が加わるだけで、たこ焼きの輪郭がバキッと現れて、目が覚めるほど味わい深い。こんなに違うとは思わなかった。食べる順番マジック大成功している。
■たこ焼きが止まらない
ポン酢とネギでサッパリし、醤油は思った以上にあっさりとした味付け。ソースの頃には熱さもほどよくギリギリ一口で頬張れるようになり、にんにく醤油で口の中が幸せいっぱいに。
お気に入りの味を見つけたり、昼飲みのアテにしたり、いろいろな楽しみが生まれるたこやき三昧だった。
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■夜はたこ焼き居酒屋に
別の日の夜に伺うと、お昼とはまた違った雰囲気に。ランチでも振る舞われているまかないカレー(580円)はこの日イカスミブラックカレー。
他にも、大阪鶴橋のコリアンタウンから直送されたキムチや当日のおすすめメニューなど、お酒といっしょにいただく。
都会にいなくても、昼夜通いたいお店がある。またひとつ、愛媛の生活が充実していくことにうれしさを感じる。
大阪たこ焼きと炭火のお店 マッキナ
住所:愛媛県松山市余戸西6-1-5
電話:089-971-0099
営業時間:月〜水・金:18:00〜22:30最終入店 土・日:12:00〜14:00最終入店、17:00~22:30最終入店
定休日:木曜
https://www.instagram.com/macchina.0605/
※執筆時の情報です。
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(取材・文/Sirabee 編集部・京岡 栄作)