注意してくる人もいるが… 約8割の「仕事中の雑談」に対する考え方に共感
職場で良好な関係を作るには、コミュニケーションが重要になってくるが…。
仕事中の雑談は、人によっては不快に思う人もいるかもしれない。しかし社内でのコミュニケーションも大切なために、雑談を容認している人も多いようだ。
■約8割、仕事中の雑談はあり
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「仕事中の会話」に関する意識調査を実施したところ、全体で76.2%の人が「仕事中に雑談をしてもいいと思う」と回答した。
■50代以上の女性は雑談に厳しいのか
性年代別で見ると、50代以上の女性が少ない割合になっているのが印象的である。
一方で男性は年代が上がっても7割を超えており、意外にも仕事中の雑談を受け入れている人が多いようだ。
■仕事ができていれば雑談くらいは…
前職で上司に雑談を注意されていた30代男性は、「前の職場で上司に『仕事中の雑談が多すぎる』と注意されたことがあるんです。ただその上司もよく他の社員と話していたことから、なんの説得力もありません。おそらく僕のことをあまり好きではなかったので、ちょっとした雑談も嫌に思えたのでしょうね」と話す。
仕事は結果を出せていればいいと考えているようで、「そもそも雑談をしていようが、仕事をこなせていれば問題がないと思います。僕自身は、前職でそれなりに仕事をきちんとやってきたつもりです。それなのにただ話しているだけで、文句を言われるのはやはり納得がいきませんよ」と続けた。
■雑談で仕事が手抜きに
雑談ばかりしている部下にあきれている40代男性は、「周囲の人に話しかけてばかりで、なかなか仕事を進めない部下がいるんです。ミスも多いのでよく注意をしているのですが、反省するどころかふてくされている感じで…。その部下をどうあつかっていいのか、本当に頭を悩ましていますよ」と愚痴を述べた。
雑談よりも仕事に力が入っていない部分が不満のようで、「私自身も、仕事をきちんとしてくれているならば雑談くらいでイライラはしませんよ。ただその部下は仕事を放置して、会話に夢中になっていますからね。本人は、『話しているだけなのに、注意されてうるさい』と思っていると思っているのでしょうね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名