TikTokで「知らない人の家に忍び込むチャレンジ」 行き過ぎた企画に非難殺到
見知らぬ人の家に忍び込むTikTokの企画に、銃規制が緩い国の人々からは「ここなら殺されてたかも」と辛辣にコメントしている。
TikTokでの「いいね」欲しさからか、全く知らない人の家に忍び込むという企画を実行した若者の動画が拡散されている。
勝手に家に入りソファに座るという限度を知らないTikTokerに、多くの人から非難が寄せられた。『NEW YORK POST』や『EXPRESS』などの海外メディアが報じている。
■企画で家の中へ
TikTokに、ある若者が「適当な家に入ってみる」と題した動画を投稿した。複数人の若い男性グループが「レッツゴー」などと言いながら、イギリス・ロンドンの閑静な住宅街にある自宅の門を、インターホンも鳴らさずに勝手に開けている。
玄関前を掃除していた住人と見られる女性が、驚いた様子で「何をしているの?」と聞くが、TikTokerたちは無視して玄関のドアを開けて中へと入っていった。
■白々しく振る舞い…
女性は家の中にいた夫とみられる男性に、「ジェームズ、今すぐ玄関に来て」と慌てた様子で声をかけるが、その頃にはTikTokerたちは勝手に家に上がり込み、家の中を撮影していた。
地下からジェームズさんらしき男性が現れると、TikTokerたちは白々しく「勉強会はここでやってるんですか?」などと質問し、まるで何か目的があって来ているように振る舞っている。
ジェームズさんが「違う」と言うのにも関わらず、TikTokerたちは家の中をうろつき、勝手にソファに座る姿も撮影した。
■動画は現在削除
ジェームズさんは「子供がいるんだ」と冷静に言い放ち、TikTokerたちを家の外へ連れていった。動画はここで終わっており、その後どうなったのかはわからない。
この動画は、不法侵入行為でTikTokのコミュニティガイドラインに違反したとして、現在は削除されている。それでもさまざまな方法で拡散されており、多くの人の衝撃と嫌悪を呼び起こした。
■人々から厳しい非難
動画を見た人々は、「あまりにやり過ぎだ。企画の限度を超えている」「ただの犯罪を動画にしてアップするなんて」「家には子供もいるのに、ジェームズさんたちは怖かったに違いない」などと、TikTokerを激しく非難している。
また、銃規制がイギリスより緩いアメリカに住む人々からは、「これがアメリカだったら彼らは殺されている」「テキサスで同じ企画をやってみるんだな」などとコメントが寄せられた。
一大事件を引き起こしていたかもしれない動画に、多くの人が呆れ返っている。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)