市川猿之助、“一家心中”で『緊急取調室』公開を心配する声 欠席する可能性も…
両親と「一家心中」を図ったと報じられた市川猿之助。来月公開の映画『緊急取調室』はどうなるのか…。
18日、歌舞伎俳優の4代目市川猿之助と両親が自宅で倒れた。両親は亡くなり、「一家心中」を図ったとも報じられ、波紋を呼んでいる。
業界内では、来月公開の映画を心配する声があがっていて…。
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■「一家心中」報道に驚きの声
猿之助は18日午前、東京・目黒区にある自宅で両親と倒れているところを発見され、救急搬送された。その後、両親は病院で死亡が確認され、猿之助も入院した。
19日に退院した猿之助は、警察の捜査に対して「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」と、語ったことが報じられている。猿之助は2020年の日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)や21年の『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)、22年の『最初はパー』(テレビ朝日系)など、話題のドラマに多数出演。
そんな彼が「一家心中」を図ったことに驚きの声があがっている。
■映画『緊急取調室』に出演
6月16日から公開予定の『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』にも出演している猿之助。ただ、業界内では、今回の件で同作の行方を心配する声があがっている。
あるテレビ局関係者が語る。「今後の捜査次第ではありますが、無理心中ということになれば、猿之助さんが何らかの罪に問われることも考えられます。その場合、このまま上映するのでしょうか…。公開まで1ヶ月もなく、今から撮り直すのは難しいので、判断が難しいところです」(テレビ局関係者)。
『緊急取調室』(テレビ朝日系)は、天海祐希が主演を務め、2014年から4シーズンにわたって放送されている連続ドラマ。今回の映画はシリーズ完結編で、ある疑惑が浮上した現役の内閣総理大臣を事情聴取するという内容だ。
猿之助は、物語のキーマンである総理大臣役で出演。重要な役柄なので、猿之助の出演シーンをカットするのも難しいだろう。
■今後の動きは…
5月23日12時時点では、『緊急取調室』の公開日に変更があるという発表はされていない。前出のテレビ局関係者は「あくまで予想」と前置きしつつ、今後についてこう語る。
「予定通り公開されても、猿之助さんは舞台挨拶等のイベントや宣伝も兼ねたバラエティ番組の出演は欠席するのではないのでしょうか。ご両親が亡くなったこともあるので、しばらく表舞台に立つのは控えるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。
映画『緊急取調室』は、これまでの集大成とあってファンの期待値も高い。予定通り公開されるのか、今後の発表を待ちたい。
■主な相談窓口
・いのちの電話
ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)
フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)
・日本いのちの電話連盟(https://www.inochinodenwa.org)
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)