ジャニー喜多川さん、「性加害問題」の裏で囁かれる評判 仕事先での行動に驚きの声
生前の「性加害疑惑」が波紋を呼んでいるジャニー喜多川さん。生前の彼はどんな人物だったのか…。
ジャニーズ事務所の元社長・ジャニー喜多川さんが生前行っていたとされる「性加害問題」が波紋を呼んでいる。渦中の人となったジャニーさんはどんな人物だったのか。
関係者は彼の「意外な一面」を語って…。
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■「性加害問題」が大きな話題に
ジャニーさんは2019年に逝去。亡くなって約4年経った今年3月、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が、生前のジャニーさんから受けたとされる「性加害」を告白し、ネット上で大きな話題になった。
5月から徐々に国内のメディアでも報道され始め、14日に現ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が、世間を騒がせたことを謝罪。20日、21年に退所した近藤真彦が「正直にすべてをしっかり話さないと世の中の人が許さないと思う」と、苦言を呈した。
21日の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)では、現ジャニーズタレントの中で「長男」的ポジションの東山紀之が騒動について謝罪しつつ、「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と踏み込んだ発言も。
現役ジャニーズも言及したことで、今後の行方に注目が集まる。
■「贅沢には興味がない」
「渦中の人」となったジャニーさんだが、生前どんな人物だったのか。あるテレビ局関係者は、ジャニーズ事務所の創業者、社長でありながら誰よりも庶民的な人だったと話す。
「贅沢なことには一切興味がないことで有名です。ブランド物を持たず、ジャニーズタレントが出演するドラマや映画の宣伝で作った服や小物などをずっと使っていたそうですから。食事も同様で、『僕はデニーズのハンバーグが一番好き』と話していたんですよ」(テレビ局関係者)。
Jr.のレッスンを見学に訪れた際は、差し入れを持ってくることも多かったという。その中身も彼らしさが現れていて…。
「コンビニのスナック菓子やハンバーガー、フライドチキンなどを大量に買ってきたそうです。高級なお菓子だと、Jr.が遠慮して手を付けないことがあります。誰でも気軽に食べられるようにという配慮だったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。
■知られざる「ルール」も…
いい意味で「社長らしくない」人だったジャニーさん。ジャニーズ事務所のスタッフにも横柄に振る舞うことはなかった。
前出のテレビ局関係者が続ける。「ジャニーさんにメール等で連絡する際、『(社長に対する)挨拶や前置きは不要で、用件だけ端的に伝える』というルールがあったそうですよ。ビジネスメールのお決まりである『お疲れ様です』や『お忙しいところ失礼いたします』といった言葉はいらないということです。変に気を使われるのが嫌だったのかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)。
過去のバラエティ番組では、ジャニーズタレントが、社長であるジャニーさんに敬語を使って注意されたエピソードを披露している。誰に対しても気取らない人物だったことが窺える。
■「思い出もしにくくなる」
亡くなった後も、ジャニーズタレントがテレビや雑誌でジャニーさんとの思い出を話すことが多かった。前出のテレビ局関係者は「一連の騒動によって、今後タレント側もジャニーさんのエピソードは披露しにくくなるのではないでしょうか」と推察する。
長年、ジャニーさんは多くのタレントに愛されてきた。だが、その陰で将来を夢見る少年達を傷つけていたのであれば、決して許されることではない。
今後、ジャニーズは「性加害問題」にどのように対応していくのだろうか──。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)