60代女性が車に引きずられ死亡　同年代男性がアクセルとブレーキを踏み間違え…

車の運転方法を学んでいた男性が誤ってアクセルを踏み、後ろに急発進。引きずられた女性が死亡していたことを、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。

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■運転を教えていた女性

アメリカ・イリノイ州シカゴで暮らしていた女性（61）が、先日午後に同じ年の男性に車の運転方法を教えることにした。そこでミニバンに乗り込み、近くにある教会の駐車場に移動。女性は車を降り、外から指導するつもりだったようだ。

しかし同日7時15分頃、突然の事故が発生した。ハンドルを握っていた男性はブレーキを踏もうとしたのだが、シフトレバーをリバースに入れたままの状態で誤ってアクセルを踏み、急発進してしまったのだ。

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■まさかの死亡事故に…

このとき後方に立っていた女性は車に轢かれ、車体の下に倒れたまま引きずられてしまった。重傷を負った女性はその後に病院に搬送されたが致命傷を負っており、そのまま息を引き取った。

車の後部座席にも人が乗っていたが、ドアを開けたままだったために車から転落し、やはり負傷した。こちらも病院で治療を受けたが、命にかかわる重傷は負わずにすんだ。

運転の練習中に事故が起こるケースは珍しくない。過去にはイギリスで仮免許運転者が9歳女児を轢いて死亡させたが、その後に警察に「ブレーキはどれ？」と聞かれても答えられなかったと伝えられた。

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■事故を防ぐために

アクセルとブレーキの踏み間違いが原因で起こる事故は、日本でもたびたび問題になっている。高齢ドライバーの典型的なミスというイメージが強いが、若いドライバーが事故を起こすことも多いそうだ。

普段から間違えないよう十分に注意する、運転に自信がない人はハンドルを握らない、アクセルのセンサーを制御し急発進を抑止するアイテムを使うなど、さまざまな対策が考えられる。

不安な人は車を買う際にディーラーに相談するか、カー用品店で事故防止に役立つアイテムを教えてもらう手もあるだろう。