女子高生が男性教師に催涙スプレーをかけ大問題に スマホを没収されて激高
指導した教師が生徒にキレられ、催涙スプレーをかけられる被害にあった。生徒が荒れる様子をとらえた映像は、あっという間に拡散した。
高校教師が女子生徒に催涙スプレーをかけられ、咳き込みしゃがみ込む事態に。同教師は少し前にも生徒に殴られたばかりだったことを、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。
■学校でトラブル発生
アメリカ・テネシー州の高校で、スマートフォンを使用していた女子生徒を男性教師が指導し、トラブルに発展した。
教師は言うことをきかない生徒のスマートフォンを没収し、教室の外へ。生徒も教師の後を追うと、所持していた催涙スプレーを取り出して教師の顔に吹きかけたのだ。二度もかけられ立っていられなくなった教師は、廊下にひざまずいて咳き込んだ。
■ネット検索が原因か
騒ぎに驚き廊下に飛び出した別の学校職員に対し、生徒は「スマホが必要なの」「返してくれる?」と繰り返し要求。
しかし被害を受けた教師はひるまず「生徒にスプレーをかけられたんだ」と説明し、苦しそうに咳き込みながら「スマホは返さない」と声を振り絞った。
この生徒は、学校で出された問題の答えを、スマートフォンでネット検索していたという報道がある。また被害を受けた教師は2ヶ月前にも別の生徒を指導中にキレられ、顔面を殴られたばかりだった。
■警察も介入する事態に
この件について調べた教育事務局はメディアの取材に応じ、問題を起こした生徒には懲戒処分が妥当と判断し、指導したと公表。経緯については警察にも詳しく報告済みで、警察もさらに詳しい調べを進めている段階だという。
問題を起こした生徒の個人的な情報について、学校側は一切明かしていないが、教師に「スマホを返して」と詰め寄る様子をとらえた無修正の動画が、すでにネットで拡散している。
■驚きの声が噴出
動画を見た多くの人たちからは、驚きと怒りの声、また教師に対し同情する声が続々と上がっている。
「12歳以上の子供を教えるのは絶対に嫌だ」という教育関係者の声、「親はどんな子育てをしたのか」と保護者の責任を指摘するコメント、「生徒の年齢に関係なく刑務所に入れたらいい」という意見なども、インターネットに多数書き込まれた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)