上原浩治氏、平野佳寿・宮西尚生の記録を称賛 「400ホールドで名球会」も提言
上原浩治氏が平野佳寿・宮西尚生投手が達成した記録を絶賛。中継ぎ投手の地位向上を訴え。
21日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元プロ野球選手の上原浩治氏が中継ぎ抑え投手の苦労や地位向上を訴えた。
■平野・宮西両投手が大記録
番組はオリックスバファローズの平野佳寿投手が史上初の200セーブ以上、200ホールド以上、北海道日本ハムファイターズ・宮西尚生投手がプロ野球記録の初登板から824試合連続リリーフ登板を達成したニュースを取り上げる。
平野投手の記録について感想を質問された上原氏は「200セーブ以上、200 ホールド以上っていうのは史上初ですから 。これはあっぱれをあげてください」と称賛。
続けて「中継ぎ投手の大変さっていうのをね、もうちょっと皆さんにわかってもらいたいですよね」と語った。
■中継ぎ・抑えの大変さを語る
関口から「中継ぎの大変さってなんですか?」という質問には「毎日毎日、準備しないといけない。 打たれてもすぐ気持ちを切り替えないといけないというところですね」と上原氏。
さらに「中継ぎ抑えというのは次の日も試合があるので、12時で気持ちを切り替えないといけないですよね」と指摘した。
■400ホールドで名球会を
宮西投手の記録にもあっぱれを送った上原氏は「彼もそうですよね。 ずっともう毎日毎日ブルペンに入って準備しないといけないというところですよね」と話す。
関口は「専門職として、納得をしていればいいけど、ピッチャーなら先発もしたいんじゃない?」と質問する。すると「今は分業制になっていますから、中継ぎ抑えに誇りを持っているかたがいっぱいいると思います」とコメント。
そして上原氏は宮西投手が現在389ホールドを記録していることに「今、389ですけど、400に行ったら名球会に入れてあげてもいいくらいの、それくらい素晴らしい記録だと思います」と絶賛した。
■視聴者から納得の声も
名球会の入会基準は現在「通算2,000安打、200勝、250セーブ」と名球会の入会規定に相当する記録保持者を対象とした「特別入会制度」となっている。
平野・宮西両投手とも前人未到の記録を達成しているだけに、上原氏の提言に納得した視聴者も多かったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)