オリックス新外国人・コットン、来日初先発 「とにかくゼロを続けていく」
オリックス・バファローズのジャレル・コットンが21日の北海道日本ハムファイターズ戦で来日初先発。意気込みを語った。
21日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発するオリックス・バファローズのジャレル・コットン投手が前日の囲み会見を行った。
今シーズンから加入したコットンは来日初先発だが、ここまでロングリリーフとして存在感を示しており、4試合に投げて1勝1ホールドを挙げている。
■「その夢が実現したっていう感覚」
コットン投手は先発することについて「その夢が実現したっていう感覚っていうか、しばらくの間ちょっと先発としては登板がなかったので、非常に楽しみにしてます」と語った。
1軍初先発は「夢」だったようで、「明日はとにかくアウト取れるように打者1人1人を打ち取っていって、もともと先発意欲はあったので、しっかりチームのためにボール投げて、ゼロで抑えていければ」と意気込んだ。
■アメリカとの違いも
調整方法に関しては「とにかくゼロを続けていくだけなので。強いて言うのであれば、ライブBPを火曜日に行って、55球投げてそこでちょっと先発としてのその気持ちがちょっと強くなったというか、切り替わったかなっていうのは、少し感じてます」と強い気持ちを持って臨んだとのこと。
日本では「普段からチームメートとか、とくにピッチングコーチとかとはよく話しさせてもらって、もう日々が学びなんですけれども、やっぱりすごくアメリカとの野球の違いを感じる部分もあったりとかするので、そのあたりは日々学び。しっかりチームメイトとかピッチングコーチとは話をしてます」と日々勉強になっているという。
■日本ハム戦に注目
日本語に関しても「毎日勉強。日本語をしてる」と意欲的に学んでいるそうで、今回の登板でその努力が報われたいところ。
最後に京セラのマウンドについて「とくに問題なく、京セラのマウンドは好きなほうだと思います。どこのマウンドもとくに気にはなってないです」というコットン。
チーム事情的に先発陣が厳しいだけに、得意の変則チェンジアップで日本ハム打線から空振りの山を築いてもらいたい。
■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)