言わなきゃよかった… 約7割が「自分の発言」を振り返って抱く負の感情
「なぜ、あんなことを言ってしまったのだろう」と、悩んでしまい…。
人間関係を良好に保つためには、相手を思いやった言葉をかけることが大切だろう。しかしつい失礼な発言をしてしまい、後悔する人も多いようだ。
■約7割「発言してから後悔」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で75.7%が「発言してから後悔することがよくある」と回答した。
男女別では、男性が75.9%、女性が75.5%となっていた。
■つい体型を指摘してしまい
先輩の体型をいじって後悔している20代女性は、「最近少し体型が大きくなってきた男性の先輩に、『食べすぎじゃないですか?』と言ってしまって…。本人も気にしていたようで、後から『余計なことを言ってしまった』と後悔しましたね。自分が同じことを言われたら、絶対に嫌なのに…」と反省をしているようだ。
同じ過ちは繰り返したくないようで、「一度、頭で考えてから発言をするべきですね」とも話していた。
■気にしすぎる先輩
会社の先輩にいきなり謝られた20代男性は、「会社の先輩が、『この前は、失礼なことを言ってごめん』と謝ってきたんです、まったく覚えがなかったので、なんのことか聞いてみました。すると仕事での注意で、きついことを言ったと言われて…」と当時を振り返る。
先輩のことは普段からいい人だと思っているようで、「優しい人ほど、気にしすぎるんですよね。こちらは、まったくなんとも思っていないのに…」と続けた。
■失言の多い友達
失言の多い友達を持つ30代女性は、「友達は、よく人に対して失礼な発言をしてしまうんです。私に言うのはまったく構わないのですが、他の人に言っているのを聞くと心配になってしまいます。きっと相手は、心の中で不快な気持ちになっていると思うので…」と愚痴を漏らす。
友達の性格はずっとこのままだと考えているようで、「友達自身は、失言に気づいていません。そのために、悪い癖は直ることはないでしょうね」と話す。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名