朝から電車に遅れも… “サイレント遅延”に「やめてくれ」「イライラする」怒りの声
きょう15日は雨などの影響もあり“サイレント遅延”が話題に。電車の運行が正確な日本だからこその言葉に感心する人も。
きょう15日あさ、ツイッターでは「サイレント遅延」なるワードがトレンド入り。ユーザーから怒りの声があがるなど話題となっている。
■「サイレント遅延」とは
「サイレント遅延」とは、駅や車内などでのアナウンスなどがなく、遅延情報も出ていないものの、実際には電車が数分遅れているという状態を指す言葉。
遅延をアナウンスする際は、各鉄道会社によって異なるものの「10分以上」「15分以上」といった基準があるため、遅延情報が出されない場合もあるようだ。
■「遅刻しそう」「言ってくれれば」
きょうは関東や北日本などで雨が降った影響などもあって、各線で電車に遅れが出たようで、ツイッターでは「サイレント遅延」がトレンド入り。「サイレント遅延やめてくれ…」「何の放送も表示もなく遅刻しそう」「最近電車乗る度にサイレント遅延多くてげんなりする…」と悲鳴があがった。
さらに、「遅延してるなら遅延してるでお知らせしてくれたら動きようあるしさ。それがサイレントで遅延されるとできないし、乗り換え先が本数少ないとかなり遅れたりするんよ」「ちゃんと言ってくれれば別ルートに変えたのに! という選択肢があるからイライラする」「サイレント遅延はサイレントなのが問題なのです」と訴える人もみられた。
■アプリを勧める人も
その一方で、「遅延を前提に家を出るだけでいいと思うの」「荒天時にリスクマネジメントをしないほうが悪い」との声も寄せられ、「アプリ入れれば列車走行位置とかその列車が何分遅れてるのか見れます」と、運行状況を確認できるアプリを勧める人も。
中には、“サイレント遅延”のトレンド入りに「逆説的に電車運行情報の公開が浸透したことを示すよなぁ」「日本の電車が定刻通り普段動いてるのってありがたいし、それを当たり前と思ってるからこそ生まれる言葉だな」と感心する人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)