スターダム・桜井まい貴婦人劇場、次の標的は高橋奈七永 「おだまりなさい、この庶民レジェンドが」
「貴婦人劇場」のマイクパフォーマンスで高橋奈七永をリングに呼んだ桜井まい。奈七永は「パッション注入してやる」と対戦承諾。
■貴婦人が壁を崩せるか
最後は「今日ここにいる庶民の皆さま。きょうはひめかの引退セレモニーで涙を流し、帰りは水道橋駅近くの富士そばで、かけうどんでも食べて帰りなさい! きょうは天ぷらをトッピングしてよろしくてよ。それじゃあ、ごめん、あ・そ・ば・せっ」といつもの様に地元の庶民を見下す貴婦人劇場を終えるとリングを降りた。
奈七永のパッション注入マッチは若手選手の登竜門的な試合として、毎回好勝負が繰り広げられており、貴婦人がどこまで奈七永の壁を崩せるか期待したい。
◆スターダム◆
『Last Jumbo Princess ~ひめか引退セレモニー~』
2023年5月14日/東京・後楽園ホール/観衆:1509人(超満員札止め)
▼6人タッグマッチ(15分1本勝負)
△中野たむ&なつぽい&安納サオリ(時間切れ引き分け)ジュリア&桜井まい&テクラ△
■著者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)